ピアノの教材を選ぶ時、わたしは、生徒さんが小さい頃から、バロック、古典派、ロマン派、近・現代とすべての時代の作品を交替に与えます。
それぞれの時代のスタイル、弾き方があるので片寄らないように、与えます。
そんな中、邦人の作品として与えるのが、平吉毅州の作品です。
テキストで主に使うのが、虹のリズムと南の風です。
短い小品からできていますが、それぞれハーモニーがとてもオシャレで対位法など様々なテクニックがありなから小さい手の生徒さんでも無理なく弾けるようになっています。
題名もチューリップのラインダンスとか踏まれた猫の逆襲とか、潮風のサンバなど楽しく様々な音楽のスタイルが盛り込まれています。
子供の為の曲集でありながら、大人も弾いていて十分楽しめます。