11月も半ばになってしまいました。



やはり私はマメさが全く無いように思われる。


毎日日記をつけるような人間を羨ましく思う。



懲りずに見に来ていただいてる方々すいません。




だいぶん久々なので近況でも。


ここ数ヶ月、舞台によく足を運ぶようにしていた。


本格的に芝居をするようになって六年。


まだまだ勉強することもあり、その一つとして観劇というのは欠かせないことだ。


後輩の青木さやかが出演しているのもあったのだが、六月にパルコプロデュースでチェーホフを三谷幸喜さんが演出した【三谷版桜の園】を観に行った。


三谷さんの作品だし、青木も出てるし、前に共演させていただいた「猫のホテル」の市川しんぺーさんも出てるしで、行かない手はない。


果たして面白かった。


チェーホフの知識がなかったので事前に読んでいったのだが、翻訳がなかなか入り込めず苦戦。


とりあえず大まかなストーリーを頭に叩き込む。


しかし、三谷版桜の園は事前知識があったからなのか分からないが、とても分かりやすく、ユーモア溢れる作品となっていた。

やはり三谷さんスゴい。


終演後に青木としんぺーさんに会いに行ったら、三谷さんを紹介してくれてご挨拶させていただいた。


青木としんぺーさんです。










七月。


KAATキッズプログラム2012
こどもとおとなのためのお芝居


【暗いところからやってくる】のプレビュー公演を観に行った。


作・前川知大/演出・小川絵梨子


そうです。イキウメの劇団公演【ミッション】のタッグである。


これも面白かった。
75分という尺も良い。
こどもが楽しめるホラー部分、笑いの部分のバランスが絶妙であった。もちろん大人が楽しめる見せ物としても十分面白かった。

劇団員の浜田信也、盛隆二、岩本幸子、伊勢佳世、大窪人衛が楽しそうにやっていたのが印象的だった。

力をもらいました。


八月。


シアターコクーン・オンパレード+大人計画2012

【ふくすけ】を観劇。

作・演出/松尾スズキ


チケット代はなかなか高額だが、内容はすこぶる面白かった。出ている役者さんの力量もスゴいスゴい。


九月。


トラッシュマスターズ

【背水の孤島】観劇。

作・演出/中津留章仁


上演時間3時間半という大作であったが、物語が面白かったのでこの長さが苦にならなかった。尻はもちろん痛い。

終演後、中津留さんと少しお話をさせていただく。しかし体の大きい人だ。


劇団5454(ランドリー)

【ランドリーシンドローム】観劇。

作・演出/春謡漁介


劇団公演【ミッション】の時に文芸部の一員として力を貸してもらった春謡くんが主宰している劇団の旗揚げ公演である。


旗揚げとは思えないクオリティに仕上がっておりました。
今後も注目ですな。


OENOR8

【そして母はキレイになった】観劇。

作・演出/田村孝裕


今年の夏に仕事で御一緒させてもらった和田ひろこさんが所属する劇団です。

ワンシチュエーションもの。

ゲストに高橋恵子さんを迎えての公演でした。
これも面白かった。


NODA MAP

「エッグ」観劇。

作・演出/野田秀樹


野田さんは頭が良い。演出も面白い。どう考えるのだろうといつも思う。終演後、仲村トオルさんとお話させていただく。帰りに主宰の前川氏と飯を食らいながらまたエッグの話へと。


10月。


響人

「橋からの眺め」

作/アーサー・ミラー
演出/小川絵梨子


海外の戯曲を小川さんが翻訳し演出した舞台でした。

翻訳ものは小川さんの得意分野。十八番である。

ガシガシ物語に引き込まれていった。面白い。小川さん本領発揮。
終演後、久しぶりの小川さんとお喋りする。

またぜひ御一緒したい演出家さんである。


KKP(小林賢太郎プロデュース)

「ロールシャッハ」


作・演出/小林賢太郎


再演だそうだ。残念ながら初演は観れていないのだが、賢太郎くんらしい笑いを要所要所に散りばめた面白い作品に仕上がっていました。

とにかく作品に全く無駄な贅肉が無い。


素晴らしい作品でした。


終演後に賢太郎くんにお誘いいただき、軽く飲みに行くことに。


話の中心は「笑い」と「コント」のこと。

軽くのつもりが、かなり熱い話ができて濃密で楽しい宴でござんした。






その後はイキウメの稽古稽古の毎日。


そう、いよいよイキウメ「まとめ*図書館的人生」が明日開幕いたします。

2時間20分の大作。

是非、お越し下さい。




















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