高円寺〜銀座"阿波おどり"誕生物語〜博打⁇ | 飲食店で成功と失敗を経験した虎 安田久のブログ by Ameba

高円寺〜銀座"阿波おどり"誕生物語〜博打⁇

今年になって、神風が吹いた。

正月明けの夜遅く、運命の電話がなった。


懐かしい人からの電話だった。

今、銀座で繁盛してる、"銀座佐藤養助"と"黒薩摩総本店"の物件を紹介してくれたアットオフィスの大竹社長からだ。

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上の2店舗は俺の要求通りに破格の条件で決めてくれた人物だった。


翌日に物件を見に行った。

ピンときたね~この物件で阿波踊りをやったら必ず繁盛すると直感したよ。

銀座のコリドー街~170坪~控え室もあるし、外からもめちゃくちゃ目立つ…最高のロケーションだった。
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契約条件は~俺の得意分野~結果は最高の条件を引き出すことが出来た。



問題は徳島と阿波踊りだった。

5年振りに後藤田さんに連絡して、緊急会議。
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後藤田さんや秘書の方のアドバイスで、3月の末に徳島に飛んだ。

俺は大きな博打にでた。

知事、JA、漁連、新聞社やテレビなど、有力どころを精力的に廻って説得にあたった。
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次の日には東京に戻る。

徳島県知事との対談は、俺の読通り、次の日の地元新聞と地元日経に掲載された。
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オープン日も大きく出てた…。。

地元では盛り上がっていて、期待も大きかった。


予定通りに進んでいるが、博打に出たことが不安でどうしようもなかった。

やばいかな…。。

実は今だから明かすが、この時に、阿波踊り誕生はすごく不安だった。

肝心の阿波踊り協会とはまだ一度も会ってない。


徳島県の支持は取れて、地元が盛り上がったり、期待が大きくなるにつれて、不安も大きくなっていった。

肝心の阿波踊りの話が進んでないことが、最大の問題だった。


ここからが、阿波踊り誕生の最大のヤマ場、博打の始まりだった。

地元のマスコミに載る事を計算の上で、最後に難問に立ち向かった。

俺の地方活性化の経験から、阿波踊りのように歴史があって、メジャーで、巨大組織に立ち向かう時は正面から攻撃しても、撃沈することが多い。


正面からの攻撃とは、徳島で最初に阿波踊り協会の幹部に挨拶に行って、頼むことが王道のやり方だし、筋だよ。

しかし、俺の経験上、どこの馬の骨かわからない奴は門前払いになる可能性が高い。

徳島や阿波踊りには何の業績もない。

俺は博打にでた。

知事や地元の有力者を優先して、マスコミを使って、地元の世論を味方にした戦略にでた。

これが、吉と出るか凶と出るか…。

2週間後に再度決戦の地、徳島に飛ぶが…。。


ん、~。