● 雨でぬれた靴のお手入れ

東京・新宿『靴は売らない靴屋』泰治(やすはる)です

夏の夕立のような突然の雨がふりました

突然の雨で靴がビショビショ、なんてことがおきたあと、靴のお手入れはどうしていますか?

雨で濡れてしまった靴のお手入れについて、知っておくと、靴の長持ちに役立つ情報をお伝えします

まず絶対にやってはいけないことから

天気が良くなったから、お日さまにあてて乾かそう!、なんてことは絶対にしてはいけません!!

革靴ならば革が固くなり、ひび割れの原因となります

合成皮革や、ゴム製の靴でも、基本は陰干しです

日の光で乾かすと、スッキリして気持ちいいのですが、紫外線は合成皮革にしても、ゴムにしても劣化の原因になります

革靴の場合、お手入れに軽くひと手間をたしましょう

シューズキーパーか、紙などを詰めて型崩れしないように形をととのえ、買った時についていた突っ張り棒(なければ割りばしでもOK)で、カカトの形をキープします

形をととのえてから、風通しの良い日陰で、陰干ししましょう

靴の中までぬれているならば、新聞紙を軽く詰めて、1時間ほどで新聞紙を入れ替えて、できるだけ早く靴の中の水分を取りましょう

特に、はじめの2~3回は、インク移りの可能性があるので、新聞を入れっぱなしにしないで、ドンドン取り替えてくださいネ!!

革底の靴ならば、滑り止めのゴムを貼っていても、重ねた新聞紙の上に靴を置いて、靴底からも水分を吸収します

2~3日、しっかり陰干しで乾かした後は、デリケートクリームなど、乳化剤が入っている靴クリームで栄養分を補給します

それだけで長持ち度がぐっとアップします

これからの季節、カビが大敵です

生乾きのまま、ゲタ箱などにしまうのは、絶対にNGですから!!

いろいろ対策を打っても、靴によっては、中に水が入るくらい濡れてしまうと、あっという間にダメになりかねないものがあります

中底の素材に、紙を圧縮したファイバーボードを使ったものがあります

中敷きをはがさないとわからないのですが、価格が安い靴の場合、多くの靴がこのダンボールを圧縮したような、紙素材の中底を使っています

中級以上の靴ならば、紙をドロドロに溶かしたパルプを型に入れて固めたものを使っていることが多いです

型に入れて固めたものならば、表面は樹脂で薄くコーティングされているので、多少の水は染み込みにくいです

紙を積層して圧縮したような素材では、紙が水分を吸って膨張します

一度ぬれた紙は乾かしても、シワが残ります

そのため、圧倒的に強度が落ちてしまいます

とても高級品に使うとは考えられない部品を使っている、超高級品もあります

ファンがとても多い靴なので、ここではこれ以上は書けません!



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