● 偏平足とハイヒール
東京新宿
「靴は売らない靴屋」
やすはる です
● サンダルやセパレートパンプスの調整は出来ますか
でご紹介した靴をお履きのお客様は、実は偏平足の持ち主です。
左右のバランスが崩れており、正直、これほど高いヒールの靴は足底の筋肉に無理をさせるので、お勧めできません。
もともと、これほど高いヒールの靴は、基本的に一日中歩き回るための靴ではないんですよネェ。
電車で移動して、階段登って、ましてや、走るなんて、全く設計コンセプトに入っていないんです。
設計しようと思っても、実現できない。
それが現実です。
つまり、短時間履くことしか考えられていないのです。
その短時間をどうやって、楽に履けるようにするか、楽に履ける時間をいかに長くするか。
8センチ以上のヒールの場合、私が考える中敷き調整の考え方です。
ヒールのある靴を履ける、むしろ、そのほうが楽な人がいると、何度も書いていますが、それはハイアーチの方のこと。
偏平足の方にはもっと低いヒール、3~4センチヒールがおススメなんですよネェ。
ですから、お客様には、「どうしてもこの靴履きます?履かないわけにはいかないんですよね?」なんて、答えがわかっている、間抜けな質問をしてしまいました。
どんなに中敷きを調整して、履きやすくしても、偏平足の場合、高いヒールの靴は、足に無理がかかります。
ハンドバック(トートバックくらいないと入りませんか?)にヒールの低い、履き換え用の靴を忍ばせて、必要な時さっと履きかえる、そんなスマートな使い分けをしてほしいんですけど、めんどうですよネェ??
偏平足でも、縦・横のアーチをシッカリ支えれば、何とか履いていただけるように、はなります。
幸いにして、お客さまの足裏の筋肉は、しっかりしており、指を使った歩きができる方です。
ですから、何とか履いていただけると思いますが、基本的に、一日中この靴を履いても大丈夫な足ではないです。
そのことをご理解いただき、できれば、履き換え用の靴を持っていただく、などなど、履く時間を少しでも短くする工夫をしてください、とお願いして、調整させていただきました。
ヤッパいい靴です・・・・、何とかしなけりゃならないでしょう・・・・!!!。
扁平足用のパットは入れる場所に工夫が必要です。
おまけに靴のサイズが大きかったので、サイズ調整のパットも使います。
指をしっかり使っていただき、足裏で靴につかまれるように調整させていただきました。
それでも、土踏まずが疲れてしまいそうです。
駄目だとわかっていても、思わずデザインに魅かれて買ってしまう。
女心はわかるつもりです。
出来るだけ何とかします。
でも、次に買うときは、ご自分の足の特徴も頭の隅に入れておいてください。
と言っても、どうなんでしょう??
買うときは忘れちゃうんでしょうね????
高いヒールの靴は、履けるようにするための努力や工夫が必要になります。
それは中敷き調整だけでは十分ではありません。
使い分けや履ける足を作る努力など、お客さまにもお願いしなければならないことがあるのです。
お願いしますネ、T様、少なくとも指回し。
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