金融緩和の副作用 | 宮崎のファイナンシャルプランナー 幸せマネープラン FP二宮

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こんにちは!

アメリカの利上げが見送りになりましたね。

それで日本の株価にどう影響するのか注意してみてましたが、大幅に下げました。

利上げするということは、金利が上がっても大丈夫!という意味でありアメリカの景気が力強く回復していることを意味しますね。

さらに、「金利の低い国から高い国へお金は流れる」というお金の原則から見て、アメリカの金利が上昇すれば、当然ながら低金利の日本からアメリカにお金は流れます。したがってさらに「円安ドル高」が加速しますので、日本の輸出企業は儲かりやすくなるので、日経平均も上がりやすい環境となります。


利上げを延期したことで、結果的にアメリカの景気がまだ不安材料が残る・・・さらなる円安が期待できないとのことで日経平均は下げに転じたということでしょうか。


利上げの延期発表を聞き、個人的には残念でした。

金融緩和をして金利を引き下げ株高を誘引し、見た目では景気が回復したように見えますね。今の日本もその状況です。

金融緩和は甘い汁です。しかし副作用があります。実体経済が伴わないとなかなか金融緩和を終えても利上げができない。さらに低金利の状況が長くなればなるほど、「ゼロ金利が当たり前」という環境に慣れ切って、金利上昇に対するリスク対策を怠ってしまう・・・金利が上昇することで実体経済が苦しくなることが見えれば利上げは難しくなる・・・


リーマンショック後、アメリカがいち早く金融緩和をしアメリカ経済を回復に導びき、6年にわたる金融緩和を昨年秋に終了しました。その後、金融緩和無しで、どのようにアメリカ経済が成長していくのかは、日本をはじめ世界が注目しています。つまりお手本になるわけですから、頑張ってほしいですね。


今回のアメリカの利上げ延期は、数年後日本がアベノミクスが抱える問題になります。だからこそ実体経済を力強く回復させ強い経済や強い家計を作っていくことが大切だと感じてなりません。


FP二宮は、強い家計を作る専門家です。

家計は「稼ぐ・減らす・貯める・増やす」の4つのタイヤが同時に稼働してスムーズに走ることができます。今一度家計管理について、考えてみませんか?


今日の愛ある言葉ドキドキ

節約とは、家事万端ばんたんを秩序正しく管理することである。