アンフェア the answer  2011年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

 

監督  佐藤嗣麻子
脚本  佐藤嗣麻子

 

キャスト
雪平夏見     篠原涼子
一条道孝     佐藤浩市
村上克明     山田孝之
小久保祐二   阿部サダヲ
三上薫      加藤雅也
結城脩      大森南朋
山路哲夫    寺島進
佐藤和夫    香川照之

 

 

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=v3qLMgnu-fg

 

あらすじと感想
最後の劇場版「アンフェア the end」公開に合わせて前作のレビュー。

雪平の元夫、佐藤が予告殺人の事件の容疑者にされた。
機密文書の解読を佐藤に依頼していた雪平は、USBメモリを返されるが、その後佐藤は殺害され、雪平に佐藤容疑がかかる。北海道での雪平の上司、一条。雪平と恋仲になっていた。

 

警察署からの脱出。事件の犯人は結城だったが、佐藤の殺害について、結城は無関係だった。
結城逮捕のお膳立てに一条を誘い込み、佐藤の殺害が一条の仕業だった事の証拠を掴む雪平。

雪平に脅迫され、警察署からの脱出以降、協力していた村上が雪平のUSBを奪っていた。機密データ奪還のため、最初から予定の行動だった。
だがそのデータには自爆コードが組み込まれており、オリジナルのデータは破壊された。佐藤が仕掛けておいた罠。

 

連続殺人事件に絡めた機密情報の争奪戦。雪平が体を張って殺人犯と話をつけたのは意外で、なかなかいい演出。
オリジナルデータの破壊についても、視点としては面白かったが、佐藤の持っていたPCに必ずそのUSBデータが転送されるという筋立てがどうだったのか?その辺ちょっと記憶がない。

 

9/12再放送によるチェック

佐藤の解析によればそのUSBは特定のPCに冊族された時初めてデータが展開される。そうなった時にPCのデータが佐藤のPCに転送され、元のPCデータを消去した上でUSBが自爆する様に佐藤がトラップを仕掛けていた。

最終的に雪平だけが警察の裏金の情報を掴んだ事になる。


 

結局このデータがどう扱われるのか、続編ミエミエではあるが、今度は劇場で観ようかナ?


2015年公開 アンフェア the end
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=0hhubaJsENU

 

ストーリーのサワリ


 


 

詳細のあらすじ(1分でわかるネタバレ より)
殺人事件の容疑者となった人物がネイルガンにより次々に殺される前代未聞の「予告殺人」が発生した。雪平の元夫・佐藤和夫が事件の容疑者となってしまう。

東京を追われ北海道・西紋別署に勤務する雪平は、佐藤と再会し、解読を依頼した機密文書が隠されたUSBメモリを返され、佐藤は殺害されてしまう。その次の日、雪平は連続殺人の容疑がかかり逮捕されてしまう。

雪平逮捕の一報が伝えられ騒然となる警視庁内。緊迫する状況の中、雪平は事件の真相を追い求め、警察からの逃避行を決意する(検察官の村上を利用して脱出)。

一連の殺人事件の犯人は、結城脩(大森南朋)であった。だが、自宅に佐藤の遺体写真がなく、佐藤は結城の犯行ではなかったのだ。一時、結城に監禁・拷問を受けた雪平であったが、共闘して佐藤殺害の犯人を探しだすことになる。

殺害されたフリをして、雪平は上司の一条道孝(佐藤浩市)に、一条こそが佐藤殺害犯であることを自供させることに成功する。
雪平は、一条と恋仲になっており、彼からGPSを仕込まれたロザリオをプレゼントされ、また、逢瀬を重ねた際に雪平が飲んでいたブランデーのグラスに付着した指紋も濡れ衣を着せるために利用されてしまっていたのだった。雪平は結城を見逃し、一条は逮捕された。

雪平は、東京高等検察庁からの電話で、東京地検検察官の村上克明(山田孝之)がUSB奪取に絡む一連の事件の真犯人であると確信する。
一方、村上は、国家機関上層部へUSBメモリーは「政界、官僚、警察、法曹界を結ぶ資金還流システムの機密データ」であり、それが無事奪還できたと報告する。

雪平は、USBメモリーに収められたデータが、かつて佐藤和夫から譲渡されたノートPCに転送されたことを確認。村上に電話をかけ、予めUSBに仕掛けられた指令起爆装置を起動させ、オリジナルのデータを完全に破壊する。これこそが、佐藤が仕掛けた罠だったのだ。

すべての国家機密を手中に収めた雪平は、佐藤への感謝の言葉を泣きながら述べるのだった。