正常眼圧緑内障(NTG)その2 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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この病気については以前ココ で紹介しているが、以来8年弱、相変わらず眼科通いを続けている。


最初にかかった医者には1年ほど通ったが、当時の薬は「キサラタン 」。当時新薬として登録された「タプロス 」の処方を頼んだが、何のかのと言って引き伸ばし(キチンと通ったら変えてあげるって何のことよ)、あいそをつかして内科のかかりつけ医に「タプロス」の処方をお願いして対応していた。


1年ほどしてから、かかりつけ医から「ウチでは眼圧測れないから、一度眼科に行きなさい」と言われ、前と違う大きな医院へ。
タプロスの処方については特に問題はないと言われ、その後3ケ月に1度の通院を条件にかかりつけ医での「タプロス」処方を継続。


だが2011年頃から眼圧が16以上となり、NTGでは12以下に下げるのが望ましいという事で薬の見直しが必要に。それで眼科関係はこちらの医院に1本化。
タプロスに加えて「エイゾプト 」を追加。だがこれがけっこう角膜にダメージを与えるので、その保護のために「ヒアロンサン 」。


その後、右目の眼圧が高くなったため、こちらだけ「アイファガン 」を追加。だがこれがまた強くてアレルギーの緩和のために「パタノール 」処方。更にヒアロンサンの防腐剤が入らない「ヒアルロン酸ナトリウム 」に変更。ここまでで目薬5種類!。

アイファガンで意外に眼圧が下がらず、左目の眼圧も上って来たため「ルミガン 」に変更(これが2013年頃)。だがこのルミガン、使い始めて1週間もすると目がウサギの様に赤くなり、ダメージも強い。それでルミガンを「トラバタンズ 」に変えたが、ここに来てずっと使っていたエイゾプトに対するアレルギーが強く出て来る。
そこでヒアルロン酸ナトリウムから、目の修復作用の最も強い「ヒアレインミニ 」に変更。更に夜中の角膜修復のため「オフロキシン眼軟膏 」。これは洗った指先にチューブからの薬剤を乗せて瞼の内側に入れるものであり、今でも緊張する作業。
この状態でしばらく安定しており、ヒアレインミニをヒアルロン酸ナトリウムに格下げ出来た。


そして今年3月。2日おきに目の調子が悪くなり(瞼の裏から分泌物がどんどん出て痛くなる)、一昨日とうとう右目が痛くて開けていられないまでに悪化。
昨日かかりつけの眼科に行ったところ、右の矯正視力が0.3。先生に角膜の写真を撮ってもらったら、右目は白っぽい広がりが(相当な重症らしい)。
話によればエイゾプトによるアレルギー反応が強すぎるため、当面(数日)中止として角膜保護はヒアレインミニに変更。パタノールを「アレジオン 」に変更。この薬はパタノールより防腐剤の量が少ないとの事(トラバタンズは継続)。


約1日経過したが、目の痛みはなく視力も良化の傾向。ただ、ヒアレインミニは副作用として眩しく感じるというものがあり、車の運転にはサングラスが必須。

私の場合、ゼンソクの持病があるため選択出来る薬の種類が限られるとのこと。
最近悪化したのは、花粉の季節でアレルギーの影響が重畳されたのだろう。ちなみにワタシのIgE抗体は2000超え(正常値は170以下)。ゼンソクもこれが要因。

数日様子を見て、状態が戻ればエイゾプト再開。ただ今後うまく行くかは抗アレルギーとして変更したアレジオンがどれぐらい機能してくれるかどうかがカギ(感触としては良い印象)。


参考:緑内障治療薬(点眼)の一覧
http://www.ryokunaisho-plus.jp/lotion/


必要に迫られてとはいえ、ずいぶん薬には詳しくなった。
延々と付き合わなくてはならないかと思うと、ちょっと気が滅入るが、まあ続けるしかない。
研究的興味を持って、小さな実験を繰り返しながらベターな方向へ持って行く。開発作業に似ているナ。