フィフス・エレメント 1997年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

監督 リュック・ベッソン

キャスト
コーベン・ダラス    ブルース・ウィリス
リー・ルー        ミラ・ジョヴォヴィッチ
ゾーグ          ゲイリー・オールドマン
コーネリアス神父   イアン・ホルム
ルビー・ロッド     クリス・タッカー
パッコリー教授    ジョン・ブルータル
ビリー         ルーク・ペリー
司祭          ジョン・ベネット
マンロー将軍     ブライオン・ジェームズ
リンドバーグ大統領  タイニー・リスター・Jr


 

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=4ASdEtIYbdc


あらすじ
1914年のエジプト。発掘作業をするバッコリー教授と助手のビリー。壁画の解読をしていた。その秘密が解かれるのを阻止しようとする司祭。
そこへ宇宙船が着き、宇宙人が現れ、鍵を使って壁を開ける。そこにあった4つの石柱を取り、宇宙船に持ち帰る。石は地球を守る存在で、司祭はその事を言い伝えるための存在。

 

それから300年後の2214年。地球は邪悪な存在「ミスター・シャドゥ」の攻撃を受けていた。言い伝えを継いで来たコーネリアス神父が大統領に説明。300年前、モンドシャワン人が必要に迫られ、地球を守っていた4つの石を持ち出した。地球に危機を生じた場合はそれを持って来てくれる手筈になっている。

 

神父が要請した時、モンドシャワン人はそれが5000年に一度来る危機であると言い、それを撃退するための5つ目の要素についても教えられる。

だがモンドシャワン人がその石と5番目の要素を持って来る途中、マンガロワ人に襲われ、全滅してしまう。
彼らは死ぬ直前に石を連邦宇宙系で一番の歌姫ディーヴァに託したという。そして彼女はフロストン・パラダイスというリゾート星で唄う予定になっていた。
残されたモンドシャワン人の腕から遺伝子再生された女性が出現。神父、大統領らが協力を求めるが、言葉が通じず女は脱走。
追い詰められた末、ビルの外に飛び出す。

 

タクシー運転手のコーベン・ダラス。元退役軍人だが怠惰な生活を送っている。街を流している時に、天井を突き破って女が降って来た。免許の持ち点が乏しいため、やむなく女を引き渡そうとするが、女がかろうじてボードの知識から「HELP ME」と言った言葉にほだされその場から逃走。かろうじて警察の目をごまかす。

コーネリアス神父の家へ女を連れて押しかけるコーベン。女はコーネリアスの名前を言い続けていた。情報端末から知識を吸収する女。コーベンとの会話でリー・ルーと名のった。
コーベンは、コーネリアス神父に「後はじぶんたちでやる」と言われ部屋から追い出される。

コーベンの部屋。元上司のマンロー将軍が来て、特殊任務がある事を伝え。フロストン・パラダイスへの搭乗券を渡す(懸賞に当選したとの名目)。そこへ訪れるリー・ルーと神父。

 

武器商人のゾーグ。マンガロワ人を使ってモンドシャワン人を襲い、石を手に入れようとしていた。それを背後で操るミスター・シャドゥ。

 

フロストン・パラダイスに向かう宇宙船。人気DJルビー・ロッド。ディーヴァのコンサート実況と旅行に当選したコーベンのインタビューの目的で搭乗していた。
コンサートの夜、マンガロワ人が会場に押しかけ襲撃する。撃たれて倒れるディーヴァ。虫の息のディーヴァにコーベンが石のありかを聞くと、彼女は自分の体内だと言って絶命した。撃たれた傷口から4つの石を取り出すコーベン。マンガロワ人の猛攻に対し、ルビーの助けも借りて、何とか切り抜ける。
一方リー・ルーもマンガロワ人たちに襲われていた。彼らを撃退するが、遅れて到着したゾーグとの戦いで消耗してしまい、天井裏で横たわる。
石の入った箱を開けるゾーグ。だが中はカラ。怒って舞い戻ったところへ、マンガロワ人が時限爆弾のスイッチを入れた。

 

辛くも脱出したコーベン、リー・ルー、ルビー、コーネリアスは地球のエジプト(元石のあった場所)へ向かっていた。ミスター・シャドゥの球体が地球に急接近し、残り時間はあとわずか。
石をセットするが、作動のさせ方が判らない。助手の神父がたまたまため息をついた時、石が反応した。「風」の石だった。次々に残りの「水」「土」「火」を作動させ、残るは最後のエレメント、リー・ルーのみ。だが情報端末の「WAR」で愚かな戦争の歴史を知った彼女は、そんな人類を救うことに疑問を抱く。
コーベンが「君を愛している」とリー・ルーを抱きしめた時、彼女の体から閃光がほとばしり、接近していたミスター・シャドゥの球体を貫いた。

 

感想
10年以上前にビデオで観たきりだったので、内容はあまり覚えていなかったが、ヒロインはあのミラ・ジョボビッチだったんだ。
ニューヨークのサウスブルックリンを走るエアカー。イエローキャブも、パトカーもB級感満載だが、これはこれで嫌いではない。

ブルース・ウィリスにSFを充てるアンマッチを考えたが、宇宙人とドンパチ銃撃戦をやる姿はダイ・ハードのマクレーン刑事と同じであり、まあナットク。
ウザいと言えば、DJのルビー。けたたましいトークがうるさくてかなわん。銃撃戦ではちょこっと役に立った場面もあったが、まあ居ない方が良かったかな?
でもリュック・ベッソンの守備範囲って、けっこう広いんやね。

 

エアカーのイエローキャブ