オブセッション 歪んだ愛の果て 2009年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

監督 スティーヴ・シル

 

キャスト

シャロン・チャールズ   ビヨンセ・ノウルズ
デレク・チャールズ  イドリス・エルバ
リサ・シェリダン     アリ・ラーター
ジョー・ゲージ      ブルース・マッギル
ベン           ジェリー・オコンネル
モニカ・リーズ刑事    クリスティーン・ラーチ
サマンサ         スカウト・テイラー=コンプトン


 

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=q3v0WxuDY9U

 

あらすじ
資産運用会社の副社長デレクは妻のシャロン、息子のカイルと幸せに暮らしていた。
ある日デレクの会社に派遣社員として入って来たリサ。たまたまエレベータでデレクと会い、興味を持つ。
デレクの秘書が風邪でダウンしたため、代役となったリサ。様々は情報収集手段により、秘書の仕事をそつなくこなす。

 

ある日の昼休み、休憩室で泣いているリサを見つけてデレクが声を掛けた。彼との仲を悲観するリサにデレクは助言する。同僚のベンはそれを見て「気をつけた方がいい」と助言した。

会社のクリスマス・パーティでリサにそそのかされてテキーラを飲むデレク。
トイレに行ったデレクを後をリサが追いかけ、一緒に個室へ入り込んだ。そしてデレクの服を脱がせ、股間に手を伸ばした。完全に拒絶し、リサを残してトイレから出るデレク。

 

翌日、リサは何事もなかった様に仕事をしていた。仕事を終えて駐車場に行ったデレクが車に乗ると、リサが乗り込んで来た。リサはコートの前を開くと下着姿。怒ったデレクはリサを車から降ろし、置き去りにする。
デレクはベンに昨日のリサの件を話す。その後デレクが人事部へ行くと、リサは退職していた。

 

リサの件も落着し、年が明けて会社で泊り込みの仕事をする事になった。
会議の前日、プールサイドで飲んでいるデレクの元にウェイターが来て、マティーニを運んで来る。バーカウンターの女性からだと言うが姿はない。不審に思い、席を外して妻のシャロンに電話をするデレク。電話の後、リサが姿を現す。噛み合わない会話。
リサは隙を見てデレクのカクテルに薬を入れ、デレクの厳しい口調を受けた後、立ち去る。カクテルを飲んだ後、フラフラになって部屋に戻るデレク。ベッドに倒れ込むとリサの姿が見えたが何も出来ず気を失う。

 

翌日目を覚ますとリサは居なかった。会議を遅刻して出席したデレクにボーイが「奥様が来ています」と伝える。そこにはリサが居た。昨夜は素敵な夜だったと関係を持った口ぶり。怒りに任せてリサを追い返すとデレクは会議に戻った。
デレクが会議を終えて部屋に戻るとリサがベッドで倒れていた。近くに睡眠薬の瓶。病院に担ぎ込まれるリサ。
刑事のモニカに事情聴取されているところへ妻のシャロンが。不倫はしていないとデレクがいくら言ってもシャロンは信用しない。
デレクは家から追い出され、1人で暮らす事になった。刑事のモニカの話では、リサは退院して姉とサンフランシスコに去ったとの事だった。

 

ある程度の冷却期間を置き、シャロンとの険悪な関係はある程度改善され、2人でディナーに出掛ける機会を持つまでになった。
シャロンはベビーシッターのサマンサに息子のカイルを任せて家を出た。
その家へ訪れるリサ。サマンサにシャロンの友達だと言って中に入りカイルと遊んでいる、と言い2階へ行った。
戻って来たシャロンとデレクにサマンサが友達の話をすると、2人は慌ててカイルの部屋へ。カイルは居なかった。
2人が車で探しに出ようとすると、後部座席にカイルが居た。

その事があって家にセキュリティ・システムを導入した夫妻。

 

ある日出掛けようと家を出たシャロン。そこへ女の侵入者。途中でデレクからの電話を受け、セキュリティのスイッチを入れ忘れた事を思い出し、家に戻る。
戻ってから家の中に誰かが居る気配を感じ、探し始める。そしてリサと対面。壮絶な女同士の闘いが始まる。
争いは2階から更に天井裏にまで展開した。シャロンがリサに追い詰められて落ちそうになった時、天井板が破れてリサが天井にぶら下がった。
思わず手を差し伸べるシャロン。だがリサはその腕を思い切り引張り、同時に落ちようとした。
ギリギリのところでリサを蹴り落としたシャロン。吹き抜けからテーブルまで落ちて気を失うリサ。だが次の瞬間目を覚ましてシャロンを睨みつける。そこへ外れかかっていたシャンデリアがリサ目がけて落ちて来た。
ようやく絶命するリサ。

 

感想
ビヨンセの出演するサスペンス映画。これも全く予備知識がなかったので、なんかビヨンセに似た役者やなー、と思って後で調べたら「なんや本人か」。

夫のデレクは元々秘書だったシャロンとできちゃった婚だったので、秘書との関係にはかなり警戒されており、デレク自身も可能な限りガードを固くしていたが、何せ相手が悪い。
結局悪意があったにせよ、自分の命を賭けてくるストーカーは本当に怖い。

映画としてはさほどのグレードだと思わないが、ビヨンセと相手とのバトルがハンパなかった。気合が入っている。

 

バトルシーン(後半)
https://www.youtube.com/watch?v=L6tez-CcKqQ