幸せのレシピ 2007年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

監督  スコット・ヒックス

 

キャスト
ケイト・アームストロング   キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ニック・パーマー       アーロン・エッカート
ゾーイ            アビゲイル・ブレスリン
ポーラ            パトリシア・クラークソン
セラピスト          ボブ・バラバン

 

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=jQjVdEvxRYw

 


 

あらすじ
マンハッタンの中堅レストランで料理長を務めるケイト。自尊心の高さから時々客と衝突する事があり、オーナーのポーラの指示で定期的にセラピーに通っている。

 

ある日姉が娘のゾーイを連れ、車で遊びに来る事になったが、途中で事故を起こし姉は死亡。ゾーイの面倒を見るためにしばらく店を休むケイト。だが子供の扱いが判らず、料理を出してもゾーイは手を付けない。
久しぶりに店へ顔を出すと、ポーラは副料理長としてニックを雇っていた。調理場でオペラを流し、歌を唄う。ケイトとは全く違うタイプ。自分の地位が脅かされると思い、ニックと衝突するケイト。
ケイトはゾーイのためにメイドを雇うが、ダメダメで使い物にならない。やむなく店へゾーイを連れて行く。
ニックが機転を利かせて自分用のパスタをゾーイに預ける。香りに誘われてゾーイは一口、ふた口、と食べるうちにそのパスタを平らげてしまう。ニックに目で感謝を現すケイト。

 

ゾーイの希望でニックを家に呼んだことから、ケイトとの距離が縮まる。
ポーラがニックの実力を認め、店の専属シェフになる事を打診。それを知ったケイトはニックに激しく抗議。
ニックは専属シェフを断ったとケイトに電話で連絡し、店にも来なくなった。ニックともう会えないと知ったゾーイは家を飛び出す。ゾーイの行方が判らないためケイトはニックに連絡。二人で探した末、ゾーイを母親の墓で見つける。
ニックはそこで、サンフランシスコで総料理長になる話を受けたとケイトに話す。

再び自分の天下になったケイトだが、心は満たされない。

 

ニックのアパートに、サフラン・ソースの鍋を持って訪れるケイト。ニックに「好きな人のサンフランシスコ行きを止めるために」と鍋を差し出す。その後、ケイトはレアステーキの焼き具合で客と衝突して店を辞める。
ほどなくしてケイト、ニック、ゾーイの名を冠した店が開店し、多くの客で賑わっている姿があった。

 

感想
仕事至上主義の女性が、姉の娘を育てることになって、また自分も成長して行く姿が、ぎこちなくも好感が持てた。
一番の肝は、味はバツグンの筈のケイトが作る料理を全く食べないゾーイに、パスタを食べさせてしまうニックの手腕。
ニックは限りなくイイ人で、まあこういう映画も心が穏やかになって、いいもんだ。

 

コレ見ると、ほんとパスタが食いたくなる
https://www.youtube.com/watch?v=1rKLfkqhrkI