シカゴ 2003年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

 

監督 ロブ・マーシャル

 

キャスト
ロキシー・ハート    レネー・ゼルウィガー
ヴェルマ・ケリー    キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ビリー・フリン     リチャード・ギア
”ママ”・モートン    クイーン・ラティファ
エイモス・ハート    ジョン・C・ライリー
バンドリーダー       テイ・ディグス
キティー・バクスター      ルーシー・リュー
メアリー・サンシャイン   クリスティーン・バランスキー
マーティン・ハリソン   コルム・フィオール
フレッド・ケイスリー   ドミニク・ウェスト

 

予告編

 

 

 

感想
まさかのミュージカル。これはニガテやなーと思いながらも、観続けていると、けっこうなノリの良さ。
殺人ネタの割りにあっけらかんとした展開で飽きさせない。
”ママ”のクイーン・ラティファ。「TAXI NY」での好演が印象深いが、こっちもなかなか。ミュージカルとは縁のない体形だが、躍らせるとけっこうキレのいい動き。

 

あやつり人形的に動き回るシーンも見事

 

 

 

あらすじ
シカゴのナイトクラブで売れっ子のケリー姉妹。姉のヴェルマが1人で踊る舞台。その後警察に連行される。一方その舞台を観ていたロキシー。舞台に出る事を夢見て、口を聞いてくれるというフレッドに体を許したが、1ケ月あまり後に「飽きた、全部嘘だ」と罵られ、逆上の上射殺。こちらも警察に捕まる。ロキシーは亭主のエイモスに、強盗を殺したのだと言って自分を助けるよう頼むが、警察からロキシーの不倫の事実を知り、その事を暴露。結局ロキシーは殺人の受刑者を扱うクック刑務所に送られる。
一方のヴェルマは、妹と夫の不倫現場を見て、二人とも射殺して同じ刑務所に送られていた。
刑務所内で、賄賂しだいで何でも便宜を図る「ママ・モートン」。ロキシーはヴェルマに援助を頼むが冷たく突き放される。モートンの口添えで敏腕弁護士ビリーを紹介されるが、弁護費用5000ドルと言われ、断られる。
一方夫のエイモスはそれでもロキシーを助けようとビリーに弁護を頼むが2000ドルしか用意出来ない。ビリーは記者会見を操作してロキシーを作り話でヒロインに仕立て上げ、彼女の持ち物は競売でいい金になった。
人気をさらわれた形のヴェルマは激怒。二人の関係は険悪に。
そんなロキシーも新たな犯罪者が注目されたため注目されなくなる。そこで妊娠を装い、再び話題を集める。

そして迎えた公判。検察側がロキシーの日記を持ち出し、ヴェルマを使って攻撃するが、ビリーはそれを見越して日記にこちらが有利になる文章を仕込ませており、結局ロキシーとヴェルマは陪審で無罪となった。

だが判決の直後に夫を殺した女性が逮捕されロキシー、ヴェルマは忘れ去られる。
ロキシーの元に現れるヴェルマ。2人の殺人者としてヴォードヴィルへ出演し、再び人気を得る。