理想の恋人.com 2005年 11/28TV放送 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

監督  ゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグ


キャスト
サラ     ダイアン・レイン
ジェイク   ジョン・キューザック
キャロル   エリザベス・パーキンス(姉)
ビル     クリストファー・プラマー(父親)
ボブ・コナー ダーモット・マローニー(園児の父親)
ドリー    ストッカード・チャニング(ビルの交際相手)


予告編
https://www.youtube.com/watch?v=EiNJka9AI-M


あらすじ
幼稚園教諭のサラは、8ケ月前に離婚して気分も沈みがち。姉のキャロルが勝手にインターネットの恋人募集サイトに登録し、サラにけしかける。気乗りしないながらも、相手のプロフィールに合わせて何度か相手と逢ってみるが、いずれも失敗に終わる。そんな時に園児の男の子の父親であるボブと顔見知りになり、好意を持つ。
また次のお見合いの機会となり、ジェイクと逢うサラ。ジェイクは木製のボート作りで生計を立てているが、時代とはマッチしておらず、買い手がなかなか付かない。とても洗練されているとは言えないがジェイクとの出会いに好感を持つサラ。

ジェイクとの2回目のデートの時、盛り上がってSEX寸前まで行くがコンドームがない、町中を探し回るが、なかなか見つからない。やっと見つけた時には2人とも疲れ果てて、その気がなくなってしまった。
サラはボブとジェイクとの間で迷っていたが、ある日ボブが子供の件でサラの家に居た時、弾みでボブがサラにキスをしたところを、次のデートで訪れたジェイクに見られてしまう。
自分には気がないと思い込んだジェイクはサラを拒絶。サラは悩みつつも、ボブと親しくなって行き、ある日ベッドを共にしてしまう。
だがその後のボブの態度に不誠実を感じて、サラはボブから逃げ出す。


サラはジェイクの家を訪れるが、そこには友人のチャーリーが居た。ジェイクの純情を踏みにじったサラに不快感を持っていたチャーリーだったが、ジェイクはボートを売る前に湖に浮べに行っていると告げる。ジェイクのボートが欲しいという客が居たのだが、真っ二つにカットして居間に飾るというので断っていたのを、サラの件の傷心から、売ると決心しての行動だった。
あわてて湖に向かうサラ。見つけるが、ジェイクは遠くへ漕ぎ出している。学生の競技ボートに乗せてもらい追いかけるサラ。
近くまで行くが、ジェイクは気が付かない。サラは飛び込んでジェイクの方へ泳いで行く。


感想
軽いノリの恋愛もの。おせっかいな姉妹、親戚の存在や、しょっちゅう行われる親族で開催するパーティーに、ちょっとビックリ。

まあこれは日本でも昭和だったらありがちな風景ではあるが。
父親のビルがハンパない。ドラマの最初で、サラがデートの最初に会った相手が父親。数年前に妻(つまりサラの母親)を亡くしてから、サイトに登録して相手を探している。それがたまたま姉の仕組んだ募集に引っ掛かったもの。

ビルといい雰囲気で付き合っているドリーも、ビルが次々と違う相手を引き込むのでストレスを感じている。奇妙な人間関係の中でサラとドリーの会話が面白かった。
特に犬好きではないが、ジェイクが連れて来た犬(友人チャーリーの飼い犬)がイイ。ジェイクが「死んだマネ」と言うとサッとその体位に。これがホントカワイイ。犬好きでなくても、これにはまいるだろう(予告編の1:30ぐらいのところで出てくる)。


まあ、あまり固いこと言わずにホノボノとした気持ちになりたい分にはいいかも。