監督 ニック・カサヴェテス
キャスト
サラ・フィッツジェラルド キャメロン・ディアス
アナ・フィッツジェラルド アビゲイル・ブレスリン
キャンベル・アレクサンダー アレック・ボールドウィン
ブライアン・フィッツジェラルド ジェイソン・パトリック
ケイト・フィッツジェラルド ソフィア・ヴァジリーヴァ
ケリーおばさん ヘザー・ウォールクィスト
あらすじ
アナ・フェッツジェラルドは白血病の姉ケイトのドナーとして、遺伝子操作で生まれてきた。アナはケイトのために臍帯血、輸血、骨髄移植などでケイトの犠牲となってきた。アナが13歳の時、腎移植を拒み、両親を相手に訴訟を起こす。
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=17wfTaixJhI
感想
BSの録画です。
いやー、まいった、この話は。
自分の子供が重大な病気になった時、その子供を助けるために、ドナー目的で遺伝子操作した次の子供を作る。
こんなグロい事を考えて実行した母親がキャメロン・ディアスの役回り。
この前TVでやってた「アリスの棘」では、自分の娘を助けるために他の子供を病死に見せかけて移植しようとする親が出て来たが、ある意味そっちの方がノーマルな神経。
この母親は、ドナーとして生まれた妹が姉のために輸血、骨髄移植等をする事に全く違和感を持っておらず、その欠落した感覚がまた怖い。
とうとう腎移植まで話が及んだ時に妹は弁護士を通じて両親を訴える。
これも驚きだが、重要な裁判の席上で、弟が真相を話した。この訴訟を指示したのは姉だった。自分の寿命が長くない事を悟っていた姉。
医学の進歩に、人間の倫理が付いて行けてない現状。
こんな話は他にもイロイロある。