ウィキペディアより
製作期間5年、制作費約13億円をかけて作られた、日本の『AKIRA』等のディストピア作品の流れを組むSFアニメ映画である。アニメーション作品だが、背景はミニチュアセットを組み、実写映像で撮影されている。
シナリオの監修として、実写映画『猟奇的な彼女』『ラブストーリー』『僕の彼女を紹介します』『デイジー』『僕の彼女はサイボーグ』等で監督や脚本家を務めたことで知られるクァク・ジェヨンが参加している。
日本では山賀博之を中心としてガイナックスが日本語吹替版を制作し、配給も行った(ガイナックス第1回配給作品)。日本語吹替版は、映画の題名の映像も、日本語で『ワンダフルデイズ』と書かれたものに差し替えられている。
感想
時代設定は西暦2142年。
人類の生き残りが都市と町に分かれて生活。劣悪な有毒環境から防護されたハイテク都市エコバンと、避難場所を求める難民たちが住む荒廃した町マールに2分された世界。
エコバンのエネルギー源は汚染された大気。
都市を維持するために汚染を拡大させる戦略も取っている。
主人公のスハはかつてエコバンの住人だったが、陥れられて追われる身となる。
スハと幼なじみだったジェイはエコバン側の警備職員。
システムを作った後追放されたノア博士と協力してエコバンのシステムへの侵入を敢行するスハ。
ジェイとの十数年ぶりの再会。だが立場は敵同士。
マールを殲滅しようとするエコバンに対して、レジスタンスが攻撃を仕掛ける。
ストーリーやシナリオの作りはイマイチだが、その映像世界はなかなかのもの。緻密さやリアリティは日本アニメにヒケを取らない(まあパクリ要素もあるにはあるが・・・・)。
ただ、人物の顔がダメ。
特に女性はいかにも中国系な感じで、やっぱ国民性かな。