「レッドクリフPartⅡ」 2009年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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PartⅠ

 

監督:呉宇森(ジョン・ウー)出演

 

キャスト


劉備:尤勇(ヨウ・ヨン) 

張飛:臧金生(ザン・ジンシェン)
関羽:巴森扎布(バーサンジャブ) 

諸葛亮:金城武
趙雲:胡軍(フー・ジュン)  

糜夫人:何音(フー・イン)

曹操:張豊毅(チャン・フォンイー)
夏侯雋(夏侯淵がモデルの架空の人物):胡暁光(フー・シャオグワン)
孫叔財(架空の人物):?大為(トン・ダーウェイ)
驪姫(架空の人物):宋佳(ソン・ジア)

孫権:張震(チャン・チェン)  周瑜:梁朝偉(トニー・レオン)
魯粛:侯勇(ホウ・ヨン)  黄蓋:張山(チャン・シャン)
甘興(甘寧をモデルにした架空の人物):中村獅童
小喬:林志玲(リン・チーリン)
孫尚香:趙薇(ヴィッキー・チャオ)

*登場人物はウィキベディアからのコピペです。

 

 

感想

PartⅡの鑑賞は、封切り日から大幅に遅れました。
見せ場としては、圧倒的な炎の演出と大人数のエキストラによるスケールの大きさにより、そこそこ成功していると評価。

だが、孫権の妹の尚香が兵士に化けて曹操軍に侵入したり、小喬が火攻めの時間を稼ぐために単身曹操の元へ出向いたりと、女性が大活躍する割りには、孔明の戦略家としての「卓越した活躍」が天候予測のみであり、ちょっと物足りなかった。
(リン・チーリンは相変わらずキレイでした)

 

「をいをい、劉備が逃げたら三国志にならんぜよ」とあきれていたら、見せ場で曹操に攻め入る辺りから援軍として復帰。

まあいいか(事実はどうなんだろうね)。

 

ただし、曹操のエピソードの中で、疫病に倒れた者を直接見舞い、この戦いに勝利して国土を平定する、と兵士らと一致団結する姿も自然に表現し、単なる悪役としておとしめていない部分については、ごく普通に演出として好感が持てた。

 

とりあえず、大味ではあったが話題の大作として「75点」といったところか。

 

 

あらすじ
三国志の中でも重要な位置を占める「赤壁の戦い」を描いたPartⅡ。
孔明と周瑜の結束により同盟を結んだ劉備と孫権。
曹操は兵力で圧倒的に勝るため、大船団を揃えて赤壁を攻める準備を進めていた。

 

だが曹操軍の間で疫病が流行し、兵士が次々と死ぬ状況だった。
曹操は病死した兵士たちを弔う事もなく船に乗せ孫権軍に送りつける。
疫病は孫権軍にも伝染。
劉備は自軍の壊滅を恐れ、同盟を反故にして撤退。孔明は一人残り戦略を進める。

 

その様な中で両軍とも相手を火攻めにしようと計画。
ただし孔明の天候を読む能力により、呉軍の圧倒的勝利となる。

 


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