「レッドクリフPartⅠ」 2008年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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PartⅡ

 

監督:呉宇森(ジョン・ウー)

 

キャスト

劉備:尤勇(ヨウ・ヨン)  

張飛:臧金生(ザン・ジンシェン)
関羽:巴森扎布(バーサンジャブ)  

諸葛亮:金城武
趙雲:胡軍(フー・ジュン)  

糜夫人:何音(フー・イン)

曹操:張豊毅(チャン・フォンイー)
夏侯雋(夏侯淵がモデルの架空の人物):胡暁光(フー・シャオグワン)
孫叔財(架空の人物):?大為(トン・ダーウェイ)
驪姫(架空の人物):宋佳(ソン・ジア)

孫権:張震(チャン・チェン)  

周瑜:梁朝偉(トニー・レオン)
魯粛:侯勇(ホウ・ヨン)  

黄蓋:張山(チャン・シャン)
甘興(甘寧をモデルにした架空の人物):中村獅童
孫尚香:趙薇(ヴィッキー・チャオ)  

小喬:林志玲(リン・チーリン)
老漁夫:馬精武(マー・チンウー)

*登場人物はウィキベディアからのコピペです。

 

封切り日の朝8時開始狙いで早起きして観に行きました。

物語としては「三国志」で最も有名な「赤壁の戦い」前後を描いたものであり、映画のサイズが5時間を越えてしまったため、2部構成となった様です。
「三国志」はNHKの人形劇(辻村ジュサブローのアレ)をたまに観ていたので、リュービゲントクとかショカツコーメー、チョーヒ、カンウなど言葉のイメージで頭に残っていました。
人形劇の時の主役は何といっても劉備元徳。

 

この映画での主役はやっぱ「金城武」の諸葛孔明。かっこいい。
トニー・レオンもなかなかオイシイ役どころ。曹操が呉を攻める理由のひとつがこの周瑜の妻小喬だってんだから、イイ気なもんです(史実のほどは知らないけど)。

PARTⅠのクライマックスシーンは、川から攻撃を仕掛ける一方で陸路を攻め込む曹操軍と、その裏をかいて「八卦の陣」で撃退する劉備と孫権の連合軍との戦い。

ただ、裏をかいて敵のほとんどを囲いの中に閉じ込めた上で、有名な連中がその中に割り込んで戦う姿は、完全にショー化されており、特に関羽などは刀をジャキッと体の後ろにやっての「決めポーズ」は歌舞伎役者のノリで、ちょっと笑えました。
また、ヒゲ面の張飛もまるで人形劇そっくりでワラタ。


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見せ場はPARTⅡでの水軍の戦いであり、まあ今回としてはこんなもんでしょう。エンタテイメントではあるけど、あまり深みはないネ。
でも小喬役のリン・チーリン、かなりステキでした~

(ちょっと松嶋菜々子似)。