X-MEN ファイナルディシジョン 2006年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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X-MEN

 

 

監督:ブレット・ラトナー

 

 

出演
ヒュー・ジャックマン (Logan/Wolverine)
パトリック・スチュワート (Xavier)
イアン・マッケラン (Magneto)
ファムケ・ヤンセン (Jean Grey)
ジェームズ・マースデン (Cyclops)
ハル・ベリー (Storm)
アンナ・パキン (Rogue)
タイラー・メイン (Sabretooth)
レイ・パーク (Toad)
レベッカ・ローミン・ステイモス (Mystique)

 

 

X-MEN自体にはあまり興味なかったけど、アメリカでの興行収入で記録出したとかで、日本公開前に前2作をTV公開。それについ乗せられて2作とも観たら、なーんか最終作観ないと落ち着かない感じ(配給側の思うツボですなー)。

 

 

要するに「スーパーマン」「スパイダーマン」「バットマン」系のアメリカコミックものの実写化であり、ホントアメリカ人はこういうの好きだよね。


人類の中でごく少数に現れるミュータント。異端児として扱われる彼らを導き、組織化するエグゼビアと、それに対立するマグニートー。
お互い超能力者であり、対立しながらも助け合う部分もある。

ただ、今回は2作目でみんなを救うために犠牲となったジーンの復活及び脅威という、シリーズものとしての流れであり「一見さん」にはイマイチついて行けないかも。


しかし、主人公の「ウルバリン」は手からジャキーン!!とナイフが出るのはイイけど、目から破壊光線を出すサイクロプスや、天候を操れるストームに較べると、いかにも貧弱。まあ、強すぎるヒーローよりもこれはこれでいいのかも。

このシリーズで一番興味深かったのは「セレブロ」という、全世界のミュータントを認識出来る施設。エグゼヴィアの能力を飛躍的に高めるが、これが扱えるのは彼に限られる。

この、広大な空間の中央に差し渡された通路という設定は「未来世紀ブラジル」に出てきた拷問設備が何となく思い出された。

 

 

なーんとなく今作の紹介になっていませんが、そもそもマグニートーとはミュータント同士。それで人類自体はニュータントによる脅威から超能力を失わせる薬剤「キュア」を使って敵対する。
この辺りの内攻的な仕立てがイマイチ共感し難い感じでした。

 

 


そういえば日本公開では「ファイナルディシジョン」となっていたけど、原題は「THE LAST STAND」この方が適当だったかな~?続きありそうだし(あのラストだと)。