監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー
独立戦争時代、アメリカに持ち込まれて行方不明になったエジプトの秘宝をめぐって繰り広げられる、まあいわゆるエンタテイメント活劇です。
何代にも渡って秘宝を追うゲイツ家の末裔であるベン・ゲイツ。発掘の仲間に裏切られ、謎解きのカギとなる「独立宣言書」を彼らに先んじて奪うが・・・・
やっぱ最近の映画はイマイチやな~。「秘宝ものなんてそんなもんさ」と言ってしまえばそれまでだけど、もう少し手に汗握る感じが欲しいネ(秘宝探しを現代に持ち込んで料理したのは目新しい切り口)
国立図書館のセキュリティをかわして独立宣言書を盗み出すプロセスはけっこう面白かったけど、敵役の連中の力まかせの侵入もあっけなく許してしまうところは「なーんだ」てな感じで拍子抜け。それに順番に謎解きして行く先々で、必ず敵のやつらも「偶然」に肉薄しているのは「ナゼ~~?」
ニコラス・ケイジは、以前は「なんでこんなんが俳優として評価されてんのかな?」ぐらいに思っていたけど「ザ・ロック」ではなかなかいい味出してたから、その辺りからは割りとスキ。でもこの人「コッポラ」の甥っこだとは知らなかった。
俺、ヒコーキの人だから来週封切りの「アビエーター」の方が本当は観たかったんよね。内容ともかく「スプルース・グース」の離水シーンが楽しみ・・・・