飲み過ぎ・食べ過ぎのツボ | てんゆうでござる! -鍼灸と易占と?-

飲み過ぎ・食べ過ぎのツボ

忘年会シーズンとなってきましたネ。



飲み過ぎ、食べ過ぎで胃腸もお疲れ気味になるのでは?



そこで今回は胃腸に効くツボです。





まずはお腹のツボを3つ。



始めに神闕(しんけつ)” 

これはズバリ”おへそ”そのものです。

よく「おへそのゴマをいじるとお腹をこわす」と聞いたことがありませんか?

”おへそ”は”へその緒”のなごりですから、筋肉はほとんど無く、刺激が腹腔へ影響が大きいと言えると思います。

お腹や体の冷えや胃腸障害、下痢などに効くツボです。



次に月完(ちゅうかん)”です。

これは”みぞおち”と”おへそ”を結んだ線のちょうど中間点になります。

月完”は、中国語で「胃、または胃の内部」という意味です。

ですからこのツボは”胃の真ん中”という意味になるでしょうか。

消化不良、胃の痛みや冷え、嘔吐などに効くツボです。



それから天枢(てんすう)”です。

天枢は、おへそから横に指3本分(4~5cmくらい)外側にあるツボです。

ちょうど腹筋の山が一番高い辺りになるでしょうか。

これは大腸の重要なツボの一つです。

胃腸炎や便秘、消化不良に使われるツボです。



腹部1




これらのツボはタバコ灸
などのお灸が有効です。

1カ所につき10回、多くて15回くらい温めて下さい。

ただし、神闕(おへそ)は火傷をしないように十分に注意して下さい。





足の方にも胃腸によく効くツボがあります。

足三里(あしさんり)”です。

このツボは聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「奥の細道」で松尾芭蕉がここにお灸を据えて旅をした記述があります。

足三里の位置は、

まず膝を90°に曲げて、大腿に力を入れてみましょう。

すると膝の皿の下縁に凹みが出来ます。この外側の凹みから真っ直ぐ足に向かって指3本分(4~5cmくらい)下がった辺り(人によってはもう少し下のこともあります)にあります。

足三里


強く押すと足首の方に”ズーン”とした感覚が走ります。

消化不良や胃弱、胃下垂、腹痛などに効果があります。

また、足腰の疲れ、足の冷え、健康増進にも有効で、足三里へのお灸は”養生のお灸”として、よく使われるツボのうちの一つです。

タバコ灸でしたら10回くらいでイイと思います。

お灸の他に、心地よい程度からやや強めの指圧も有効です。



さぁこれで、毎日が忘新年会でも大丈夫ですねv

プハァー(*^Q^)c[]オカワリ!



ンな訳ないだろー! 

キーーーック!!o(゚ロ゚┌--------θ☆ノ゚ロ゚)ノ