これは明治7年(1874年)に調べられた府県の物産表。
そのなかでの刃物。
これを見てると、色々気になりますね。
なかなか面白いですが。
播磨と敦賀がテレコです。
敦賀で大工道具やってるとなると、色々ややこしくなります。
てなもんで、とある論文にこの表が載ってましたので。
原本を見たいとなります。
作者のフィルターを通しますから。何か消えてるかもしれません。
これが、元の情報。
これを見て愕然とするのは。
2つ。
1つは大阪と堺が別で計算されていて。
それでも大阪の金物量がすごいこと。
2つ目は京都。
やはり、ここは忘れててはいけないような気がしますね。
しかし、資料が無いのよね。
京都の生産の80パーセントが鋸。
そこまでありますかって話。
昔の鍛冶屋は鋸鍛冶多いですね。
骨董市でもおっ!となるのは鋸。
で、銘を見たら誰やねん!が多いのも鋸。
というわけで、来週は再び。
そうだ京都いこう。