金物を調べてみた 2016 明治7年 府県物産表 | べしょうのブログ

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まずはこちらをご覧ください。



これは明治7年(1874年)に調べられた府県の物産表。

そのなかでの刃物。


これを見てると、色々気になりますね。

なかなか面白いですが。


播磨と敦賀がテレコです。

敦賀で大工道具やってるとなると、色々ややこしくなります。


てなもんで、とある論文にこの表が載ってましたので。

原本を見たいとなります。

作者のフィルターを通しますから。何か消えてるかもしれません。




これが、元の情報。

これを見て愕然とするのは。

2つ。


1つは大阪と堺が別で計算されていて。

それでも大阪の金物量がすごいこと。


2つ目は京都。

やはり、ここは忘れててはいけないような気がしますね。

しかし、資料が無いのよね。

京都の生産の80パーセントが鋸。

そこまでありますかって話。


昔の鍛冶屋は鋸鍛冶多いですね。

骨董市でもおっ!となるのは鋸。

で、銘を見たら誰やねん!が多いのも鋸。


というわけで、来週は再び。

そうだ京都いこう。