pickles探偵デカゲロくん 第一話~レシピが盗まれた~ | 怜菜のブログ

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1 ミニゲロからの電話



ここはデカゲロ探偵事務所。ここの事務所のメンバーは、もちろん、デカゲロ、そして、後輩が二人。なかゲロとメガゲロだ。なかゲロとメガゲロはまだ未熟の探偵であり、デカゲロの観察をして学んでいる。今日もデカゲロは大好きなコーヒーを飲みながらくつろいでいた。するといきなり、プルルルルと電話が鳴った。

『ミニゲロ・ケーキ・パンのミニゲロです。秘密レシピが盗まれました!デカゲロくん、解決して!』

デカゲロは「わかりました。」とミニゲロに言い、ミニゲロ・ケーキ・パンへ向かった。



2 ミニゲロ・ケーキ・パンの様子



デカゲロは店内をくまなく調べた。レシピ倉庫のドアは鍵であけてあった。デカゲロは店内にいた常連客のみかんちゃんに話をきいてみた。

「怪しい人はみなかったけど、まめゲロ・ロール・ブッシュっていうお店があるんだけど、そこのまめゲロくんはここのお店にライバル意識があるんだって。」

そこで、デカゲロはまめゲロ・ロール・ブッシュに行くことにした。



3 まめゲロ・ロール・ブッシュでは・・・



まめゲロ・ロール・ブッシュに行く途中、デカゲロはケーキを持って歩いていた常連客のあきゲロくんにも話をきいた。

「誰かが盗んでいくのを見ちゃったよ。ぼくが知らない人だったからミニゲロくんに相談したよ。」

まめゲロ・ロール・ブッシュもくまなく調べました。しかし、ミニゲロ・ケーキ・パンのレシピはありませんでした。一応、まめゲロくんに話をききました。

「あのお店の事件?あそこより、こっちのほうが美味しいから、あそこのレシピ盗んでも、意味ないと思うけどねぇ。」

(ものすごく感じわるっ。)

と後輩のなかゲロは思いました。しかし、メガゲロはここのお店の常連客だった。

「こっちは忙しいからすぐに帰ってよね。えっと、ここのお店はね、レシピがないの。全部ぼくが考えてつくったから頭の中で覚えているの。あ!メガゲロさん!ケーキはいつものね。」

と、まめゲロはメガゲロにチョコケーキをあげました。メガゲロは美味しそうに食べている。メガゲロ、こんな感じで一人前の探偵になれるの?



4 レシピはどこ?


デカゲロは、レシピを持ってる人を見つければ犯人が分かると思ってレシピを探した。すると、ミニゲロくんの見習いのスマゲロくんの家からレシピを見つけた。しかし、スマゲロくんは五日前から風邪で寝込んでいた。デカゲロは、誰が犯人?と思ったのでスマゲロくんに話をきこうとしましたが、スマゲロくんが苦しそうにしていたのできくのをやめた。

デカゲロは仕方なく事務所に帰りました。デカゲロは推理をするため、頭のきれがよくなるようにと、コーヒーを飲んでから推理を始めましたが、何も分からなかった。

次の日、デカゲロはスマゲロくんの家へ行くと、スマゲロくんの風邪が良くなっていたので、話を聞くことにした。

「昨日、誰かお見舞い来た人いる?」とデカゲロが質問すると、

「ミニゲロくんと、みかんちゃんと、あきゲロくんと、そらまめくんと、てつゲロくん・・・そらまめくんは、ぼくの小学生のころの同級生。てつゲロくんは、まめゲロ・ロール・ブッシュの見習いで、ぼくの友達なの・・・」



5 犯人は分かったの?



デカゲロは、コーヒーを飲みながら、また推理を始めた。 今度はなかゲロ、メガゲロも一緒だ。デカゲロは、要点をつかみながら推理した。

もうこの日は何もせずに寝てしまった。ところで、犯人は分かったの?

そして、朝。デカゲロは、要点をなかゲロ、メガゲロにも話し、もう一回三人で推理をした。

「スマゲロくんは、風邪だったから無理。で、スマゲロくん家に来たのは、ミニゲロくん、みかんちゃん、あきゲロくん、そらまめくん、てつゲロくんだから・・・。

ミニゲロくんはケーキをつくれるから違う。みかんちゃんはありえるかも。でも、あきゲロくんもありえるし・・・。ってなったら、そらまめくんもありえるね。てつゲロくんはケーキをつくれるか分からないし・・・。」

犯人は、みかんちゃん、あきゲロくん、そらまめくん、てつゲロくんに絞られた。



6 もう一度


そして、デカゲロは、もう一度みかんちゃん、あきゲロくん、そらまめくん、てつゲロくんに話をきくことにした。一番最初にあきゲロくんを見つけたので、話をきいた。

「ぼくじゃないよ。だって、自分でケーキ作ったって、美味しくないでしょ。ミニゲロくんのケーキが一番なんだ。」

次は、スマゲロくんにきいて、そらまめくんの場所を教えてもらって、そらまめくんに話をきくことにした。

「ミニゲロ・ケーキ・パン?なにそれ。ぼくはケーキは嫌いなんだ。だから誕生日はクッキーをお母さんに焼いてもらってるよ。」

デカゲロは、偶然歩いていたてつゲロくんにも話をきいてみた。

「ぼ・・・ぼくは、まめゲロくんのお店のレジを担当してます。だから、どっかにお出かけするなんて出来ません。だからぼくじゃありません。」

最後にみかんちゃんにきいてみた。

「あたしは、ケーキを作るのめんどくさいから、ミニゲロ・ケーキ・パンのケーキを買ってるよ。美味しいし、自分がつくらなくていいからすごく嬉しいの。」



7 犯人判明?!


デカゲロは四人の話をメモにまとめた。

あきゲロ・・・自分がケーキをつくったって、美味しくない。でも、ミニゲロくんがつくるやつは美味しい。

そらまめ・・・ケーキが嫌いだからつくりたくない。

てつゲロ・・・まめゲロ・ロール・ブッシュのレジから目を離すなんてありえない。

みかん ・・・ケーキを作るのがめんどくさいし、ミニゲロくんのケーキは美味しいし、自分がつくらなくていい。

デカゲロは、てつゲロくんが犯人だと思いました。事件当日、まめゲロ・ロール・ブッシュにてつゲロくんがいなかったので、嘘になるからだ。

きっと、そのあいだに、スマゲロくん家にレシピを置いていったのだろう。



8 みんなの前で


デカゲロは、ミニゲロくん、スマゲロくん、みかんちゃん、あきゲロくん、まめゲロくん、てつゲロくん、そらまめくんを集めた。もちろん、後輩のなかゲロ、メガゲロも一緒だ。

デカゲロはみんなの前で、

「犯人は・・・お前だ!」

とてつゲロくんを指差した。

「え?ぼく?ぼくじゃありませんよ。言ったでしょ。レジから目を離すのは無理って。」

「いいえ。あなたは嘘をついています。事件当日、あなたはまめゲロ・ロール・ブッシュにいなかった。そうですね。」

「・・・。」

てつゲロくんは黙り込んでしまった。

「そして、あなたはレシピを盗み、よく読んでからスマゲロくんの家に置きました。なぜ、スマゲロくんに怪しい人とは思われないのはあなたとスマゲロくんは友達だからです。」

「は、はい。そうです。ぼくがやりました。すいませんでした。」

そして、事件は解決したのだった。


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