どうも

ミャンマーの噛みタバコ



「コンヤ」作りに挑戦中

のローカルです。


街中ではよく

「コンヤ」をクチャクチャやってる人を見掛けますが

その中身は

一体、

DOなってるんでしょうか?


何がそんなに

ミャンマー人の心を惹きつけるんでしょうか?


それでは早速、

「禁断のタバコ」の作り方

を見ていきましょう。



まずは



コンヤ(キンマ)の葉に






石灰を溶いた液体を






塗ります。






石灰って・・・


そうなんです。


いきなり

体に悪いんですけどー!


先行きが思いやられるんですけどー。



  
   <ローカルも挑戦中!>


さらに

その上に



ビンロウの実

をカットしたものや



 

乾燥ココナツ





生姜科の実を

お好みで乗せます。


ここまでが

ベーシックな「コンヤ」です。


これだけでも

十分に味を楽しめるんですが

さらにコンヤを美味しく味わうために

香り付けをします。





左から

「92」「PARIJAT」「45」


いずれもインド製のものです。


これを振りかけることによって



清涼感が増すんですねえ。


そして

これらを包んで



「コンヤ」の完成だぜー!


あとは

口に含んで



クチャクチャやるだけだぜ!


DOだぜ!?


家でも作れそうだろ?


・・いやいや

前回も言いましたけど

日本では「麻薬」扱いになりますので

絶対に作らないでください!



そもそも

なんでこんなに

ミャンマー人に人気があるのか

と言うと

ビンロウの実には

ニコチンと同じような

刺激や酩酊効果があり

さらには

口の中に清涼感が広がるため

ミャンマーのような暑い土地では

何物にも代えがたい

代物なんですね。


さらに

他の薬物でも同じことを言われますが

「コンヤ」にも

精神を安定させるとか

滋養強壮とか

様々な効果があるみたいです。


そのため

習慣性がハンパないです。


まあ

薬物をやる言い訳でしょうがね・・・。


ただ

近年では

若者の間では

コンヤの人気も衰えてるみたいです。


理由は

とにかく体に悪いこと。


そりゃ

石灰を食べてますから。


内臓疾患はもちろんのこと

口腔ガンになる可能性も高まります。


そして

なにより

見た目が悪いこと。


コンヤを噛み続けると

だ液は真っ赤に変色し

口の中は

電流爆破マッチを行った



「大仁田厚」状態

になります。


さらに

このだ液を

「ぺっぺっ」て吐き出すんで

ミャンマーでは

道のそこら中に

赤いだ液が



撒き散らされてます!


いや~

汚いですねえ~。


ローカルも初めて見たときは

ミャンマー人は

こんなに吐血するのか

と思ったくらいです。


まあ

古くから伝わる嗜好品ですから

何とも言えませんけど

「コンヤ」が衰退した頃には

国も発展してるんでしょうね。



ちなみに

この「コンヤ」は



4個入りで100チャット(約10円)。


この安さも

人気の一因なんでしょうね。



・・さあ

そろそろ

みなさんも気になってんじゃないですか?


そんな大人気の「コンヤ売り」は

一体、どれくらい稼げるのか?


その答えは・・・




次回の「ミンガライフ」で!


衝撃の売り上げを大公開します。



あっ、

このまま終わったら

なんか意地悪なんで

今日は特別に

コンヤ売りの豆知識を一つ。


約20年前の

軍事政権下では

コンヤ売りには

秘密警察の人が多かった

そうです。


もう理由はお分かりですね。


庶民が多く集まる

コンヤ屋さんは

格好の情報収集の場なんです。


それを秘密警察が

コンヤ売りに扮して

チェックしていたそうです。


もし

政府を批判するようなことがあれば・・・




・・・


信じるか信じないかは

あなた次第です。





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