赤ちゃんの敷ふとんのこと | めざせ良質の睡眠 ~老舗ふとん屋が発信する快眠情報~

赤ちゃんの敷ふとんのこと

ちょっと気になる記述だったので、引用します。
NHKのホームページ「NHKオンライン」のなかの10月26日付WEB特集です。
「赤ちゃん どこに寝かせたらいい?」http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_1026.html 

 

大人の敷ふとんの間にはまり込んで動けなくなり、
危うく窒息しかけた赤ちゃんのお母さんの話。
消費者庁の統計では、1歳未満の子どもの事故は、
平成22年から26年の5年間に160人の報告があるそうです。

 

大人の敷ふとんあるいはマットレスとして、
低反発素材などの異常な沈み込みを起こすものが
市場にあふれるようになったころに一致しませんか?
通気性がない。
反発しないので力の弱い赤ちゃんでは、
寝返りをうまくできない。
手を突っ張って頭を上げられない。

 

大人にとって快適(かもしれない)敷ふとんは、
運動機能や筋力が未発達な赤ちゃんにはそのまま使えない。
当たり前のことです。

 

ただ記事の中で、引っかかったのは、
「窒息事故を防ぐためには、押してもへこまない固さのある
ベビー用のマットレスや敷布団を使うことが重要だと言います」
というお言葉。

 

押してもへこまない固さって?
どんな固さやねん、板の上で寝かせるの?

大メーカーの硬い敷ふとんというか、マットというか、
赤ちゃんは安全でも、寝心地悪いんよ。
眠れないんよ。

使い込んだ木綿の座布団の硬さを知っている若いママさんは、
実のところ数は少ないのかもしれないです。

昔の日本の赤ちゃんは、木綿わたのふとんで育ってたんよ。