毛布の表裏? | めざせ良質の睡眠 ~老舗ふとん屋が発信する快眠情報~

毛布の表裏?

毛布、使っていますか?

体に掛ける毛布について、毛布の裏と表、どちら側を体に向けていますか?




気にしたこともない?

毛布の上に掛けふとんを重ねていますね。
夜中に毛布を肩の方に引っ張った時、掛けふとんが足元方向にすべってしまう経験はありますか?



そもそも、毛布に表と裏があることを意識している人は少ないようです。
毛布には必ず「織りネーム」が縫い付けられています。こっちが表。

純毛毛布であれ、アクリル毛布であれ、織物なので表裏ができるのです。
表側は、毛布の毛足が裏側より長く、プリント発色も鮮やかです。

合わせ毛布の場合は、表にしか毛足が出ていません。(裏はグランドと呼ばれる網目が見えるだけです。敷き毛布にこういうタイプがありますね。)裏面を内側にして縫い合わせたのが合わせ毛布です。


体には表側を向けて掛けてください。
ふとんを敷く時に「織りネーム」が下になるように毛布を広げることになります。
さらに「織りネーム」を足元側にしてお使いいただきたい。毛足は、ネームのある方向に流れているので、逆にすると、毛布が頭方向にせり上がってくることもあります。

掛けふとんとの密着もよくなるはずです。