枕のこと、再び・・・なんちゃって

この図、覚えてます？
「ピローフィッター」が説明に使っているのと、基本的に同じ。

くびすじのカーブ（頚椎カーブと呼びます）が自然なＳ字を保てるように、枕の高さやカタチを選んでくれるのが「ピローフィッター」です。



立った状態でものさしを当てたり、もっと大掛かりに、横になった状態での体のカーブ全体を計測する器具を使い、頚椎のカーブを測るという店もあります。

精密に計測することにも意味があるのでしょうが、枕のことだけを考えると、そこまではいらない。


眠っている間には、平均して約３０回寝返りします。
はじめからカタチができあがっている（波形のような）枕では、寝返りがしにくい。
仰向けの姿勢が最もリラックスした状態といえますから、その時間が長いのは当然ですが、腰痛などで、そうできない人もいます。
健康な人でも、体調の変動で寝姿勢が変わりますね。



頚椎は７個の小さい骨のつらなりです。
それぞれの骨から、神経の束が出ています。
事故などで頚椎を損傷すると、全身に不具合が出ますね。
合わない枕でも、似たようなことが起きる可能性があります。

お店で枕を選ぶ時には、多少なり緊張感があるものです。家へ持って帰って、自分のふとんの上で、リラックスした状態で試すべきです。
買った後のフォローができるお店で買いましょうね。