お早うございます。
今日はいつものではなくこちらから、

F1012763.jpg

早起きが三十分遅れたものの無事出発、新幹線に大宮から乗る技で千円浮かせ、九時前に糸魚川到着。
F1012764.jpg

南側アルプス口、一部かつての煉瓦と鉄骨を残した外装。

去年暮れの日本海側商店街が火災になり、年の瀬に焼け出されてお気の毒と、僅かな支援をしたら市役所から三カ所の博物館美術館施設の招待券を頂いた。たしか記事にしたっけ。

…お言葉に甘えて図々しく、列島縦断の旅。
今や上越北陸の新幹線で都内から約2時間あまり。折しも夏休み、JR駅には糸魚川市の翡翠のポスターが手招きする。
んじゃ行ってみっか、と思い切って日帰り。

さて、バス停はと、…あれ、一カ所のみで9時半まで「フォッサマグナミュージアム行き」がない。
案内所で地図をもらって国道近辺を偵察。時間を気にしながら駅に戻り、やってきたマイクロバス・百円 で丘の上のミュージアムへ。
ジオパークとして、映像や音も駆使した体験型の展示が充実。

鉱物他の翡翠はマグマなど地球の活動に拠ってできたもの。
僕がやってきた道のりはまさしく列島縦断するフォッサマグナ上の旅だった!何億年前、大陸から列島が離れ始め、日本海が出来たが列島はフォッサマグナ線上で二分されていた。
日本海の海底火山活動により溶岩や堆積土が溜まって浅い隙間は埋まり、火山帯となって隆起した。
糸魚川静岡ラインと新潟千葉ラインに挟まれた構造線がフォッサマグナ。…違ったかな?これを映像と音の3Dシアターで見せてくれる。

大きな翡翠の原石、
F1012768.jpg

天井にも大石が浮かんでる?
F1012769.jpg

水晶の原石、
F1012766.jpg

翡翠には緑色以外にこんな色も。
F1012767.jpg
淡い青も。
満足して10:40のバスで帰ろうとしたらいつの間にか激しい雨、どうにか小止みの中を駅の方へ。手前で下車、市役所そばの「相馬御風記念館」へ。こちらも招待券を頂いている。

良寛研究者の文学者、早大の「都の西北」や童謡「春よ来い」の作詞で知られる
へえーそれで駅の発車サインが「春よ来い」だったのか。

慣れぬ土地、歩くにもロスがある。
だが更に目的地へ、ひたすら歩く。地図と看板と感をたよりに。バスは一時間間隔だから当てにできない。

蒸し暑い中、時間を心配しながら「谷村美術館・玉翠園」到着。

続きます。