メトホルミンによるビタミンB12欠乏と原因 | 糖尿病を完治させる。

メトホルミンによるビタミンB12欠乏と原因


メトホルミンの有害事象としては乳酸アシドーシス以外には、目立った有害事象は思い当たらない薬ですが
それほど知られていませんが、血液のビタミンB12の濃度を低下させ、貧血を増加させるのではないか、という有害事象です。

その後も複数の報告があり、全ての患者さんに対してではありませんが、
そうした事例のあること自体は事実であるようです。

ビタミンB12の欠乏は、巨赤芽球性貧血というタイプの貧血を来し、
手足のしびれなどの神経障害の原因にもなルと言うからほおっては置けません。
原因は2つ考えられます。胆汁酸の代謝の変化や小腸での細菌増殖などによりビタミンB12吸収が阻害されるという仮説です。

 最近ではメトホルミンがカルシウム依存性の小腸粘膜機能を、妨害することがその要因ではないか、という説が有力です。
要は腸に関係しているわけですね。
今日、「腸内フローラ」という言葉が一般的となってきた感がありますが、それでなくとも昔から腸は健康の中心と考えられてきました。

そのように大切な腸が少しでも傷害されるのはいやですね。
メトホルミン1年以上服用しつずけているので、他剤に変更も考えています。
以下参照
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2016-06-07  
◎ビタミンB12の多い食品と、食品のビタミンB12の含有量一覧表
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/vitamin_b12.html