中国語(英語も)動詞的。
あるものをそのまま静的に表現してそこから何かを感じ取る日本語に対して、中国語や英語は変化を表す。
だから動詞が重要視されると思うのですが、そのいい例がありましたのでご紹介します。
莫邦富氏のFacebookの投稿で次がありました。
「この写真に写っている町は中国のどこでしょうか?」
これに対する中国語は、
“ 你 知道 这 张 照片 拍 的 是 中国 哪个 城市 吗 ? ”
“ nǐ zhīdào zhè zhāng zhàopiàn pāi de shì zhōngguó nǎge chéngshì ma ? ”
この中国語を直訳すると、
「あなた、知っている、この一枚の写真で写されているのは中国のどこの街か?」
「どこでしょうか?」
が、
「どこか知っていますか?」
「この写真に写っている」
ですが、普通の日本語なら、
「この写真は中国のどこでしょうか」
になると思うのですが、中国語では、
“拍”
が入ってくる。
このあたりが日本語と中国語の表現の違いで、面白いところだと思う、今日このごろです。