京都山科中国語学習会

出会った人々を幸せにするのが私の仕事です!


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考えないこと」で出逢ってから、保江邦夫さんを追いかけています。

 

「菊と刀」ではなく「脳と刀」を読み終えたのですが、この本の最後に、脳科学者の大谷悟さんとの対談があり、その中で次の表現があるのです。

 

音楽というのは聴いている時点では音楽になっていない。

 

耳に入ってくる信号は一つ一つの音符としての振動。

これだけではただの「音」ですが、それを「音楽」として聴くには一つ一つの「音」ではなくそれを「流れ」として聴く必要がある。私はそういう意味にとりました。

そして、外国語のリスニングについて思ったのです。

 

リスニングが苦手な人は、一つ一つ「音」を聴き取ることに集中しているのではないか。

完璧主義というか、論理的というか、一つ一つの「音」をしっかり、そして正しく聴き取ろうとするあまり、全体としての「何を伝えたいのか」という月よりも、一つ一つの「音」である単語に集中しているのではないかと。

 

外国語を話す。ということもそうなのかもしれません。

 

一つ一つの単語にこだわることなく、全体の流れとして自分が伝えたい事を伝える。ということを意識すればいいのに、一つ一つの単語にこだわってしまうから話せなくなる。

 

木を見て森を見ず。

 

◎ 只见树木,不见森林 zhǐ jiàn shùmù,bù jiàn sēnlín
[fail to see the wood for the trees] 比喻只看到个别的事物,看不到整体

 

いかがでしょうか?

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中国語を学び始めて三十数年。
小学校の頃から学んでいた武術とようやくつながりはじめました。

今、改めて武術の世界を見なおしているのですが、そのきっかけとなったのはブルース・リーでした。

「燃えよドラゴン」(Enter the Dragon, 龙争虎斗)のオープニングでブルース・リーガ若い男の子を指導するシーンでのセリフ。




Don't think, FEEL!

别想啊,去感受吧!

(中国語版では“别想,快点儿。”字幕では“不准想,快点。”)

これが武術だけではなく、外国語学習でもコツになる予感がしています。



今回、このような予感がするようになったのは、

考えないこと

で紹介した【神業】物理学を駆使した最強格闘技 究極奥義「無想転生」vs 極真空手がきっかけなのですが、

「考えない」
「アホになる」

という考えは、「ぼーっとする感覚」であったり、英語の数字を10から1まで逆に数えるように、イメージでとらえるというか、脳の奥で感じるというか、なんとも通常の感覚ではないのですが、これが外国語を話したり聞いたりする時の脳のモードのような気がします。

このことについては引き続き学び続けているのですが、今回は、「燃えよドラゴン」の“Don't think, FEEL!”のシーンで、この後に続いている言葉を紹介します。

“Don’t think. feel! It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.”

“别想,快点儿!反应要快,就像是直觉一样地把手指像月亮。记住!假如反应慢了只能看见手指,也不能让你再看到月亮的光华了。”

ビジネス読書会さんのあの名セリフ「Don’t think. FEEL!」の後に続く含蓄に富んだ言葉、知ってますか?には次の翻訳が紹介されています。

“考えるな!感じろ!それは月を指差すようなものだ。指を見てちゃ栄光はつかめないぞ!”

この話。
仏教の中に出て来る「指月の譬え」なのですね。
そして、落語;「池田の猪買い」に出て来る、場所をたずねて、この手の先を見よと言われて、指の先、爪の垢を見る話のようなものです。

さて、話を外国語に戻します。

外国語学習ではこの指と月を次のように考えます。

・指=言葉、単語。
・月=相手が伝えたいこと。

例えば、リスニング試験で、一つ一つの単語ばかりを追って、全体として何が言いたいのか、何を伝えたいのかを見失うと、意味がつかめなくなる。

会話をしていても、相手が何を言いたいのかということより、一つ一つの単語が聴き取れているかどうかに集中すると、とてもではないですが何が言いたいのかはわからない。

逆に、一つ一つの単語(指)が指し示している「相手が何を言いたいのか」を予測しながら聴いていると少々わからない単語があっても気になることはなく、全体の意味をつかむ一つ一つの情報として参考にすることができる。

おっと、話が難しくなりました。

結局、外国語であろうが母国語であろうが、相手の話を聞いたり、読んだりするときには、単語にあまり引きずられることなく、予測・推測を補う一つの情報として聞いたり、読んだりする方がいいのではないかということです。

そして、

・単語に集中する。
・全体として相手の言いたいことを予測する。

の違いは脳の使い方にある。

そんなことを思ったのでした。

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私は自分で子煩悩だと思います。

 

「子煩悩」

 

“溺爱孩子,宠爱孩子,疼爱孩子”

 

ですから、可愛い子どもに対して心を鬼にする。という気持ちはよくわかると思います。

 

心を鬼にして子供を罰する.
下狠心惩治孩子。  - 白水社 中国語辞典

 

下 狠心 惩治 孩子 。
xià hěnxīn chéngzhì háizi .

 

テレビで見かけてすぐに入手したこの本。

 

 

最後に書かれているのですが、

 

どうか「たくましい子」に育ててあげてください。

 

とありますが、

 

アドラーが言うように子どもが一人で生きていくことができる力を身につけるようにするのが子育てだと思います。

 

そんなこの絵本の最後に書かれている言葉を紹介します。

 

(ここから)

 

<<最後に、これを読んでいる保護者のお母さん・お父さんへ>>

10年以上にわたり、育児雑誌を作ってきて深く思うことがあります。

親とは、つくづく、子どもの誕生と同時に、

色々と無茶な要求を続ける生き物です。

 

「思いやりのある子」になってほしい。

「いつも頑張れる子」になってほしい。

「成績のいい子」になってほしい。

「スポーツのできる子」になってほしい・・・・・・

もちろん、そうなってくれることは、親としては嬉しいことでしょう。

でも、もうひとつ大事なことをお願いします。

 

どうか「たくましい子」に育ててあげてください。

 

もしも、あした、アナタが交通事故で亡くなっても、

もしも、あした大災害が起きて、お子さんひとりだけになったとしても

(少しは落ち込むでしょうが)なんとか立ち直って、自分の道を切り開ける、

生き抜く力を持った「たくましい子」に育つよう、見守ってあげてください。

自立できる子にしてあげてください。

どうか、アナタが生きている間に。

 

―――― 木の上で立って見る、と書いて「親」と読みます。

 

私は、こんなエラそうなことを言っていますが、親になった経験はまだありません。

しかし、“誇らしい親の子ども”だった経験は、

短いながらも濃かったと自負しております。

 

(ここまで)

 

素晴らしい本です。

そして、すべての親に見て欲しいし、人の上に立ち、人を育てる立場にある人にも読んでいただきたいと思います。

 

魯迅が“救救孩子”といい、アドラーがこどもの教育に力を入れた意味がよくわかります。

 

 

 

 

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最近の土曜日、日曜日の過ごし方は一日中ごろごろしていることが多いのです。
そしてスマートフォンで動画を見たりしているのですが、今日、

【神業】物理学を駆使した最強格闘技 究極奥義「無想転生」vs 極真空手を見ました。



私は若い頃から武道に興味を持ち、中学では柔道部に在籍し、高校では空手を始めました。
(最初は近所の沖縄空手、その後、大阪なんばの極真会館芦原道場)
柔道や空手の他に、合気道、少林寺拳法、そして中国武術の本を読み、中国語を学ぶきっかけの一つには中国武術を学びたいということもありました。

そうそう、高校を卒業し、芦原先生の下で空手を学びたいと思い、愛媛県警を受験したこともありました。
高校のときの担任の先生は合気道をしていて将来は空手の道場をしたい。という私に、「武道で生きていくのは大変。自分の身を切りながら生活することになる」と教えていただいたこともありました。

さて、そんな私ですが、二年間の浪人の後、大学では中国語を学ぶことになり、大学卒業後は中国関連の仕事に就き、ここ十数年は中国語を教えることもしてきて、日本語が母語の人がどうやったら効率的に中国語を話せるようになるのかを追い続けているのですが、この動画の中にヒントがありました。

かなり前のテレビ番組です。
岡山のノートルダム清心女子大学の物理学の保江邦夫先生をたずねます。
(この大学は『置かれた場所で咲きなさい』の著者、渡辺和子さんもおられたことがあります。)
置かれた場所で咲きなさい/幻冬舎

¥1,028
Amazon.co.jp
(中国語版はネットショップの京都山科中国語学習会で)

物理学の先生が新しい武術を編み出した。と紹介されていますが、調べてみると、兄弟子は木村 達雄氏、私が大きく影響を受けた;

透明な力/講談社

¥1,836
Amazon.co.jp

の著者です。

この保江先生が次のように言います。

「通常、人間の脳は入ってきた情報を処理して認識するのに0.5秒かかる」

つまり、頭で考えていると0.5秒かかってしまうということです。

そしてこの「0.5秒」をかからないようにするのが武術のコツだというのです。

どうすれば「0.5秒」かからないようになるのか、それは「考えないこと」「アホになること」だといいます。

「アホになったら人より0.5秒早く動くことができる。」

「考えないこと」

これは武道や武術では瞑想や黙想したり、何度も反復練習することで身体が勝手に反応するようにすることにつながると思うのですが、それをわかりやすく説明されていると思います。

そして、通訳をするとき(中国語を話す時、中国語で会話する時)も、この「考えないこと」がポイントになると思ったのです。

今、一緒に派遣で働いている日本人女性。
先日、中国語検定準一級を合格されました。
中国語を学んで7年だというその方を観察していると、どう考えても「推測力」を駆使し、相手の言うことを予測、推測しているとしか思えないのです。

また、休憩時間になると、工場ですからみんなで休憩室に集まるのですが、通訳をした後の私は、とても疲れていて、もう中国語は聞きたくなく、またしゃべりたくもないのですが、その方は喜々として中国語を話しているのです。

その方を見ていて、この方を分析することで、日本語が母語の方で中国語をマスターしようとしている方に大いに参考になると思っているのですが、そんな中で、今日、この動画を見ることができたのです。

この動画の後編で、保江先生は次のようにも言っています。

噺家さんは考えては話していない。
脳の奥の方から自動的に出てきている。
(脳幹で本能的に話す)

落語家、噺家。

これも私が中国語学習に役に立つと思い、研究しているのですが、落語にしても中国語にしても、「考えること」をしないで「脳の奥の方から自動的に出てきている」状態にまで持っていくことがコツなのでしょう。

そのための方法は?

やはり、昔から言われているように、

多听、多看、多说
(多く聴き、多く目にし、多く話す)

なのですが、その時に「考えないこと」「アホになること」を意識するとしないのでは雲泥の差(天壤之别)のような気がします。

外国語と武術。
ようやくつながってきました。
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最近、ふと気づいたのです。

 

眠っていても、そして起きていて町を歩いていても、ふと気づくと心の中で中国語をつぶやいているのです。

 

つぶやいているといっても声を出しているわけではありませんが、耳元で音が聞こえるような、そして実際に声に出しているようなそんな感じです。

ですから空耳のような感じでもあります。

 

今、工場で通訳をしていますが、その疲れが出たのでしょうか?

きっと大量に中国語を聴き、通訳。それもほぼ同時通訳をしているので、大量に中国語に接しているからだろうと思います。

 

そして思ったのですが、リスニングが苦手だと思っている方、このような空耳を聞いているでしょうか?

自分で声を出さず中国語を話し、その音を自分の耳で聴いたりしているのでしょうか?

 

実際に声に出さないと、有気音と無気音の区別はできませんが、四声については確認することができると思います。

 

まるで瞑想をするような感じですが、これももしかしたらいいトレーニングになるのかもしれないと思いました。

 

瞑想といえば、ふと、自分の心の中をのぞくと、いつも中国語でブツブツ言っているような感じがします。

瞑想して、心を沈める必要があるのかもしれません。

 

「空耳(そらみみ)」の中国語を調べると、

 

◎ 幻听 huàntīng
[phonism] 牵连感觉的听觉

 

幻聴?

 

やっぱり疲れているようです。ちゃんちゃん。

 

 

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