東京2デイズ。 | 山崎あおいオフィシャルブログ「シュールイズビューティフォー」Powered by Ameba

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今週末は、「会いにゆくよツアー」東京編!
金曜、土曜と2日連続でライブでした。

会場は渋谷「ユーロライブ」という、映画館。
映画館なのに普段は落語の箱になっていて、今週末は弾き語りのライブ。カオスですね。


1日目の方が追加公演(外タレ感)でした。
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この写真、私の顔がオバケみたいになってる。
パノラマの罠にまんまとハマりましたわ。
「東京」を2回歌うというトラブルもありましたが、楽しいライブでした。次は気をつけます。笑


2日目が本公演。
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どちらも沢山のご来場、ありがとうございました!



2回目の「東京」を歌いながらしみじみ考えていたのだけど、もう上京して5年が経とうとしているわけです。
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一番最初は、こんな家に住んでいました。

この部屋で「東京」とか「カランコロン」とか「各駅停車」とか、沢山曲を書きました。窓の外にはすぐ小田急線が走っていて、朝から晩までずっとガタンゴトン聞こえるんです。家の玄関からパジャマ姿で見る、終電の中身がとても不思議で、あの鉄の塊の中にはいくつの人生があって、いくつのストーリーがあるんだろう…と想像しながら、色んな曲を書いていました。

はじめは寂しい一人暮らしの象徴みたいだった電車の音も、そんな風に曲を作り続ける中で段々と好きな、落ち着く音に変わっていって、東京もいい街だなと思えるようになっていったんだけど、

どこにいても誰といても、何となく馴染んでいく自分に、ちょっと切なさも感じていました。

例えるなら、

人生で一番の大恋愛。10年間付き合って、最後に死ぬほど泣いて別れてきた帰り道、もう生きていけないんじゃないかと思いながら歩いていたら、お腹が鳴ったとき。恋人のいない部屋が広くて、意外と快適に過ごせてしまったとき。10年ぶりにした料理が、案外美味しかったとき。

の、呆気なさと切なさ。笑

ある。あった。

そう、そんな中でこの曲書いたんだよなあ。
もうさすがに東京怖い!も思わないし(西麻布で行われるような女子大生とお金持ちおじさんの飲み会を除く)(偏見です)、染まる染まらないみたいなことは考えなくなったけど、

久々に歌いながら、なんか、変なこと考えていたんだなあ、と懐かしくなったりしました。


まあ、その頃の自分に怒られないように、今年もバリバリ曲書いて音楽の世界で生きていようぜ、と思います!!!!!!!!

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サラバッ!!!!!!