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国際派日本人養成講座よりの転載です。

http://blog.jog-net.jp/201802/article_3.html

 

空気が読めない韓国人

 

■1.「空気を読めない」大統領

 文在寅大統領はどうしてこんな子供じみた真似をするのだろう、と不思議に思った。ペンス米副大統領が北代表団と鉢合わせしないよう求めていたのに、9日の各国首脳を招いたレセプションで、北朝鮮代表と同じテーブルに座らせようとした。多少でも言葉を交わせば、米朝対話を実現した「手柄」になるとでも思ったのか。

 ペンス副大統領は安倍首相とともに、遅れて会場に入り、冒頭の集合写真で北代表と一緒に映ることを拒否した。それも文在寅大統領のスピーチが終わってから会場に入り、数人の各国首脳と立ち話をした後、5分ほどで立ち去った。北代表とは握手すらしなかった。米側の意向を踏みにじって強引に米朝対話の場を作ろうとした文在寅大統領の意向は完全に無視されたのである。

 こんなだまし討ちのような真似をされて怒らない人物はいない。それほど相手の気持ちを読めていないとは、日本人のみならず欧米人でもシナ人でも、あきれてしまうだろう。こういう人間をKY、「空気を読めない」人と言う。

 

 

■2.世界を怒らせた韓国のKYぶり

 KYぶりは文大統領の個人的な性格の問題ではなく、韓国全体としての傾向だろう。その極端な例が、平成14(2002)年の日韓共催のサッカーワールドカップだった。

 韓国に有利な疑惑の判定が相次ぎ、国際サッカー連盟のまとめたワールドカップ百年の歴史における「重大誤審疑惑」10例のうち、実に4件がこの日韓ワールドカップで起こった。それも韓国チームが16強戦(対イタリア)と8強戦(対スペイン)に勝ち抜いた山場の二試合に集中している。

 被害を受けたイタリア、スペインは言うまでもないが、それ以外の国でも次のような報道がなされた。

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・ イギリス デイリーテレグラフ紙: 茶番判定で汚れた韓国の奇跡
・ アルゼンチン ラ・ナシオン紙: W杯を中止に
・ オーストリア クリア紙: W杯に正義はなくなった
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 インターネットの世界も炎上した。たとえばアメリカのYahoo! 掲示板では次のような具合である。

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・ No more dirty tricks, Koreans! (13,106 発言)韓国人よ! 汚いトリックはもう沢山だ!
・ I hope Korea loses (2,047) 韓国、負けろ。
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 こんなあからさまな「誤審疑惑」を行って、国際社会がどれほど怒るか、それが自国の名誉にどれほどダメージを与えるのか、まったく考えてもいないようなのだ。

 観客の方もKYぶりでは負けてはいない。対ドイツ戦では「ヒトラーの息子たちは去れ」というプラカードを掲げ、中心選手の写真を黒枠で囲って遺影のように示したりと、国際社会を唖然とさせるような行動を平気でとった。


■3.東大博士課程留学生のKY

 韓国人のKYぶりは、大統領の晩餐会や、ワールドカップなどの特別な場合だけではなく、日常生活でも発揮されている。韓国から帰化した呉善花さんはこんな経験をした。日本で講演した時の事、質疑応答で韓国人の男性が真っ先に手を上げて、こう発言した。

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 皆さん、私は東京大学の博士課程でいま勉強しています。しかし呉さんは東京外大の修士課程でしょう。そんな人の話を信じられますか? なぜそんな人の話を聞いて盛り上がっているんですか、私には理解できません。

 私はソウルの出身で父は学校の校長をしていたし母も教師をしていました。私はそういう教育者の家庭で育ちましたが、呉さんは済州島の田舎の出身で、新宿の歌舞伎町でホステスたちを相手にする仕事〔日本語教師〕をしていました。そんな女の人なんですよ。
そんな女の人が、なぜ日本と韓国の国際関係という大事なことを論じるんですか。なぜみなさんはそれを信じて盛り上がっているんですか。
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 当然ながら、会場のあちこちから「失礼なことを言うな」「出ていけ!」といった言葉が浴びせられたのだが、その韓国人は「えっ? 失礼なのはあなた方じゃないですか」と、なぜ自分が失礼と言われなくてはならないのか、まるで納得いかないという顔をするばかりだった。[1, p99]

 文化摩擦といえばどこにでもあるが、ここで注目すべきは、この韓国人男性は東大の博士課程で学び、これだけ日本語が達者なら、日本社会に住んだ期間も長いはず、という点だ。それなのに、こんな言い方をしたら日本社会では非難を浴びせられる、ということが全く分かっていない。

 人並みに周囲の空気を読める人間なら、外国社会では、こんな言い方、振る舞い方をしたら相手の気分を害する、ということを学んでいくものだ。それが文化摩擦を減らしていく道なのだが、この韓国人男性は、まさに「空気を読む」態度がまったくないがために、日本人から見れば唖然とするような主張を平気でしているのである。


■4.「ウリジナル」もKYから

 多くの韓国人は空気を読まない、という事が分かると、彼らの異様な行動の謎が解けてくる。たとえば、なんでもかんでも韓国が起源だとする韓国起源説、別名「ウリジナル」説。Wikipediaでは次のように紹介している。

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韓国起源説の対象は、侍、日本刀、剣道、空手といった武術・武道関連、歌舞伎や折り紙といった伝統文化、寿司や沢庵といった日本料理、「わっしょい」等の様々な日本語の語源、東洲斎写楽や天皇などの著名人物、熊本城や日本庭園や勾玉といった有形文化財、ソメイヨシノや秋田犬のような動植物、
旭日旗のような日本の国旗に至るまで、分野や有形無形を問わず、日本の象徴とである様々なものに対して主張されている。[2]
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 これは反日思考の一種と捉えることも出来そうだが、相手は日本だけではない。対象はシナにも及び、シナ浙江省の新聞「新快報」は連載記事「文化をめぐる中韓の戦い」で、次のように伝えているそうだ。

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「近年、韓国では『中国文化が実は韓国起源だ』との主張が相次いで発表されている。儒教の始祖である孔子や古代の美女・西施、中国医学の名著『本草綱目』の著者・李自珍はみな朝鮮人で、そればかりか漢方・風水などの中国文化も半島起源だという。
これらの韓国起源説はたんなる主張で終わらず、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に世界遺産として登録しようとする動きも見せていると中国では警戒されている。実際、韓国の『江陵端午祭」が世界無形文化遺産に登録されたことは中国に大きな衝撃を与えた。[1, p55]
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 あるものを自国が起源だと主張する「お国自慢」はどの国にもあるが、韓国のように、相手国を怒らせてまで根拠不明の自国起源説をなんでもかんでも、しかも堂々と主張する国は他にない。これも、韓国人の周囲の空気を読もうとしないKYの現れだと考えれば、納得がいく。


■5.グローバルに摩擦を起こしている韓国人のKY

 グローバル化の時代となり、外国人が韓国にやってきたり、韓国人が国外に出るようになって、必然的にそのKYぶりが国際的な摩擦を引き起こすようになった。呉善花さんの著書[1]では多くの事例が挙げられているが、そのごく一部を紹介しよう。

 台湾の少年野球チームが2006年8月に韓国から招待されて、韓国の少年野球大会に参加した。そのチームがベスト8まで進出した所、突然、韓国側から「試合禁止」を言い渡された。理由として「優勝旗は国内(韓国)のためにあるから」と台湾チームの監督は告げられたという。

 メキシコシティの韓国人移民のコミュニティについて、メキシコの有力日刊紙「レフォルマ」が2001年に全面特集記事を組んだ。その中には次のような一節があった。

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「韓国人が主に住んでいるメキシコシティのフアレス区域は、五十年ほど前までは様々な国からの移民が仲良く共存する地域だったが、韓国人が移住してから、隣人同士の情が薄れた代わり、不満がいっぱいの状態だ。現地の法を破った韓国人が、メキシコ人と多くのいざこざを起こしている[1, p211」
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 1992年のロサンゼルス暴動も、白人だけでなく、韓国系移民の黒人差別行為が一因となっていた。焼き討ちの被害額の半分は韓国系商店だったと言われる。暴動後のアメリカ黒人学生のアンケートでは「最も距離を置きたい民族」に韓国人が選ばれた。

 さらに、アルゼンチンで追放したい民族第一位に韓国人が選ばれた(2002年)。フィリピン当局が韓国人による人身売買事件の多発から、自国女性に「韓国人警戒令」を出した(2005年)。ネパールのシェルパ組合が、韓国人はささいなことですぐ殴るからと「韓国人登山客の道案内はしない」と公式表明した、等々。

 航空機内や空港で、ちょっとした事から集団で騒動を起こす韓国人たちの問題には、韓国の外交通商部も手を焼き、2006年4月から、「海外で醜態をさらして摘発された『醜い韓国人(Ugly Korean)』に一定期間のパスポートの発給を禁止」する「醜い韓国人総合対策」をとった。

 外国人が、文化の違いから知らずに現地社会に対して失礼な振る舞いをしてしまうのはグローバル時代にはよくある事だが、本人が現地に気を使っている限りは、多くの国々は寛容である。しかし、その外国人が現地の文化もマナーも一切無視して、KYで振る舞ったら、現地の人々も我慢できなくなる。

 多くの韓国人のKYぶりはこういう意味で世界でも突出しており、各国で摩擦を引き起こしているのである。


■6.「韓国伝統の集団利己主義」を生んだ「党争」

 民族性は歴史を通じて形成されていく。したがって、韓国人のKYの原因は、その歴史の中に見つかるはずだ。呉善花さんは著書で、「韓国伝統の集団利己主義」を指摘している。これは「身内=自分の属する血縁一族とその血統」は絶対的な善であり、その繁栄を侵す者は絶対的な悪と見なす考え方である。[1, p21]

 韓国の少年野球で台湾チームを呼んだのは、自国の大会に国際色を添えたいというだけなのに、優勝まで狙おうというのは「身内」の利益を侵す。ワールドカップは「身内」の晴れ舞台なのだから、多少の「重大誤審疑惑」くらいよそ者は目をつぶるべきだ、等々。

 自分たちの「身内」だけの利益しか考えないから、よそ者は敵か、利用すべきその他大勢でしかない。だから「身内」以外の空気なぞ読む必要はないのである。

 この「集団利己主義」を呉善花は「韓国伝統の」と形容する。その理由は、こう説明されている。

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 その歴史的な典型を李氏朝鮮王朝の高級官僚たちにみることができる。彼らは、有力な血縁一族(氏族)を中心に徒党を組んで政権争いにしのぎをけずり合った。ある党派が政権を握ると、他の党派はそれに協力して政治を行なうのではなく、次の政権奪取を狙ってさまざまな手を打つことに終始した。[1, p22]
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 党争の典型例が、1659年、第17代の孝宗が死去した時、その継母の慈懿(じい)大妃の服喪期間をどうするか、に関して起きた論争だ。1年を主張する西人党と、3年を正しいとする南人党が十数年も論争した。

 最終的には国王の鶴の一声で西人党の勝利に終わったが、負けた南人党を待っていたのは、「邪説」を述べた敗者として賜死(自殺を命ずる刑罰)、杖死(杖で殴り殺す刑罰)、流刑、蟄居、罷免などであった。

 こうした党争の歴史を分析した韓国の学者の論文では、223件もの党争のうち、政策に関するものはわずか3件であり、他の大部分は、職務上の過失・腐敗・怠慢、人品上の欠陥、儀礼上の過ちにより、政敵を攻撃してその職を奪おう、というものだったという。[3,p136]


■7.空気を読み過ぎる日本人の苦難

 韓国がまさに「党争」の如くにわが国を攻撃している「従軍慰安婦」問題では、その原作者はシナであると言われている[4]。米国内に慰安婦像を建ててアメリカや韓国の反日意識を盛り上げれば、最も利益を得るのはシナだからだ。

 しかし、そのシナリオを演ずる韓国は、現地での摩擦や日本での反感などを全く気にしない、実にぴったりの役者なのである。

 空気を読めない韓国人と違って、シナ人は空気を読むだけでなく、自分の有利なように空気を変えてしまう天才である。これまた数千年も大陸での異民族間で権謀術数の戦いを繰り広げてきた歴史が作りだしたシナ人の特性である。

 これに比べれば、『日本人として知っておきたい 皇室の祈り』[a]で説いたように、皇室という利他心の源泉を国家の中枢に抱いて、2千年の間のほとんどの期間を「集団的利他心」で平和と安寧のうちに過ごしてきた日本人は、逆に空気を読みすぎるきらいがある。

 空気を読み過ぎる我々日本人にとっては、空気をまったく読めない韓国人と、空気を自在に変えてしまうシナ人を隣人に持つとは、なんとも難しい宿命ではある。

 

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