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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160722/plt1607221140002-n1.htm


 軍隊が持つ統率力や装備・資機材は災害時に大いに役に立つ。こうした、「軍隊による人道支援・災害救援」を、英語表記の頭文字を取って「HADR」と呼ぶ。

 日本人は、東日本大震災でこれを実体験した。自衛隊は「都市型大規模災害と戦い抜いた世界唯一の組織」といえる。世界各国は、日本のHADR対処能力の高さを認め、そのノウハウを手に入れたいと考えた。

 そこで、ハワイ周辺海域などで行われる環太平洋合同演習「リムパック」にもHADR訓練が盛り込まれた。現在実施中の「リムパック16」では、海上自衛隊が指揮を執り、米国を含む5カ国をまとめ上げた。

 訓練は、架空の国「グリフォン国」でマグニチュード7・9の大地震が発生したという想定だ。同国が国連に支援を要請し、多国間HADRオペレーションが行われた。

 日本が指揮を執るのは前回に続き2回目で、今回は日米幹部が初めて共同作業を行った。国連や他国政府機関、民間企業とも連携した。日本の外務省やJICA(国際協力機構)も参加した。

 13日の訓練では、震災対処演習に加え、グリフォン国内で交通事故が発生し、多数の重軽傷者が発生したという想定も用意された。国内の病院がほぼ機能していないため、洋上の海自ヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」に、負傷者がヘリコプターで運ばれた。




 飛行甲板に降ろされたケガ人は次々とストレッチャーに乗せられ、航空機用のエレベーターで艦内格納庫へ向かった。ここでケガの程度を調べるトリアージが行われた。赤(重傷)、黄(中傷)、緑(軽傷)の3段階に分けられ、重傷者から集中的に応急処置をする。3つに該当せず、黒(死亡)と診断された訓練者もいた。

 応急処置後、さらに高度な治療が必要なケガ人は、医療施設が整った米強襲揚陸艦「アメリカ」に運ばれた。血のりが甲板を汚すほど、リアルな訓練だった。

 中国もHADRに力を入れており、海軍の病院船「岱山島」を「リムパック16」に派遣していた。全長180メートル、排水量2万3000トンという世界有数の大型病院船で、「ピースアーク(和平方舟)」というニックネームを持つ。

 ただ、この病院船はパールハーバー基地に係留したままだった。一応、米軍と2カ国間でHADRを実施したようだが、詳細は不明だ。

 実は訓練に参加したいが、「自衛隊の指揮下で一緒に行動する」ことに躊躇(ちゅうちょ)したようだ。せっかくの病院船もプライドには勝てず、真価を発揮できなかったということなのか。






彼らが居るからこそ我々が安心して暮らせるのです


彼らを殺人集団、暴力装置呼ばわりした政党を絶対に赦すことはできません


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