裏「大和桜井見て歩ル記」その9 | 奈良のフリーペーパー「やまとびと」公式ブログ

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奈良県桜井市から発信、フリーペーパー やまとびと のブログです。

9月1日に「会員制季刊誌(フリーペーパー)」として
再始動しました やまとびと。
「大和桜井見て歩ル記」は相変わらずの調子でお送りしています。

今回の「大和桜井見て歩ル記」は、
恐れ多くも国学の大巨人、本居宣長先生が遺された紀行文
『菅笠日記』を片手に桜井市内を歩きました。

今回のコースは宇陀市榛原の旧旅籠「あぶらや」から
真言宗豊山派総本山 長谷寺まで、でした。

じつはこのコース、概ね伊勢本街道を踏襲していますので
編集Kにとってはよく知ったコースでした。
ええ、そうです。
私、あの「伊勢街道を歩く」の著者でございますので。

しかしながら進む方向は真逆でしたから新鮮でした!
比較的標高の高い宇陀市榛原の西峠から
徐々に桜井市にむけて進む道のり…。
それはそれは景色のすばらしいものでした。


昔ながらの集落を進む道があれば

美しき棚田のかけがえのない景観がありました。

この景色を本居宣長も眺めたのか、と思うとグッときます。
まるで宣長先生といっしょに旅している気分です。

これはぜひツアー化したいですねー。
ツアー担当者さん、よろしくお願いしまーすw