東大寺の「四聖」 | ドット模様のくつ底

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東大寺の四聖(ししょう)について。


一般に「四聖」(ししょう)と言われているのは、


孔子  釈迦  ソクラテス   キリスト  のようです。



東大寺にも「四聖」と呼ばれる方々がいます。

その方々というのは、


聖武天皇   良弁僧正  行基菩薩  菩提僊那


のことなのだそうです。

何となく・・・わかる方が多いかもしれません。



四聖の像が東大寺境内にどこにあるのかを

簡単にご紹介したいと思います。






↑こちらは東南院(本坊のあるところ)です。


この敷地内のある天皇殿には、

聖武天皇の像がご本尊として安置されています。



天皇殿の中では

こちらの像の向かって右側に、

菩提遷那の像が安置されているんです。


菩提遷那の像は、

四聖のうち、菩提僊那のみ境内になかったことから、

平成14年になって造られました。






そして、こちらが行基堂です。↑

大仏殿東側、

通称「鐘楼の丘」と呼ばれている鐘楼近くにあります。

こちらに行基さんの像が安置されています。





あれ? 気のせいでしょうか。。。

画像が斜めになってしまいました。


こちらは開山堂です。↑


お堂の中に良弁僧正の像が安置されているんです。


開山堂は

二月堂の西の回廊から見えるお堂です。



今日から衆議院議員総選の候補者が公示されますね。

投票は12月16日。



開山堂では毎年12月16日のみ、

特別開扉され、良弁僧正の像が拝観できます。


ちなみに3月1日から14日に行われる

修二会の練行衆(参籠衆とも)

11人が発表される日もこの日なのでした。






それでは、今日も一日

皆さまがしあわせでありますように。



(昨年の記事を加筆・修正のうえ、再掲載しています)