日本の平和は一国平和主義。
日本が進んで武器を放棄すれば、日本は平和を維持できるという信念の持ち主もいる。
極端と言えば、かなり極端な考え方だ。
こんな極端な信念に取り憑かれた人が多いのも、自虐史観の成果だろうか。
中庸を心得た人は、こんな妄想を信じたりはしないだろうけども、極端な考え方に終始する人もいる。
中庸を心得た考え方をする人は大人であり、極端な考え方をする人は子供である。
つまり極端な考え方をする人は、わがままなのだ。
自分の思い通りに事が運ばなかったら、全て否定する。
それが極端な考え方をする人の特徴だ。
「会員どうし仲良くしなければいけない。会員ならば一致団結しなければいけない。」
一見、理想主義的で、博愛的には聞こえるけれども、これも裏を返せば、単なるわがまま。
それが証拠に思い通りに行かなかったら、必ず暴れ出す。
そして、適当に犯人をでっちあげて、その人に全ての罪をなすりつけて憂さを晴らす。
極端な考え方をする人は、理想主義的には見えるが、実は違う。
わがままで、自分本意な人である。
それぞれ立場が違い、考え方も違い、利害も異なる。
そんな人々が簡単に一致団結するはずもない。
中庸を心得た人は、綺麗事はあまり言わないが、忍耐強く、事を進めていくものだ。
思い通りに行かないのは当たり前。
それでも考えに考え、創意工夫して、淡々と進めていく。
思い通りに行かなくても、被害者面して、暴れたり、犯人探しをしたりはしない。
それが中庸を心得た人の基本姿勢だ。
綺麗な言葉に酔いしれてはいけない。
いくら理想を語っても、それが一足飛びに実現することはありえない。
現実は、複雑で、もっと泥臭いのだ。