境界性パーソナリティ障害とアスペルガー症候群 それぞれ違う「怒りのスイッチ」 | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

ようこそ!駐車場でございます。幸せですか。今日もブログが丑三つ時に更新されました。



というような書き出しで毎回始まる傾向にあるのがアスペルガーさんのブログですが、一般


の方から見てどう思われるかというより、自分なりの(気持ちが悪くない)書き出しでなければ


安心できないのでしょうね。






よく間違われる傾向にあるのがアスペルガー症候群とパーソナリティ障害です。



表面的には似ている傾向にあることはあるのですが、医学上の区分は違いますし、周囲の方が


受ける迷惑度も大きく違います。たとえば「怒り」という感情がありますが、アスペルガー


境界性パーソナリティ障害の方には以下のような違いがあります。



(ここでは、対比しやすい境界性で述べてみます)



相手に何か意味不明なこと(自分にとっての)を言われてギリギリまで我慢してから。


目の前に”不快”な言葉や光景があれば一瞬で。



スイッチが入ります。スイッチが入ってからの動きにも違いがあります。



★黙り込んだり、部屋にこもる。あるいは外出したりする。


相手が仕事中だろうが一切構わず、自分が納得するまで相手を攻撃する。



特に境界性の方に顕著なのが



「話を聞いてくれないのなら死んでやる」といって家を飛び出す。


マンションの屋上に上ったり、深夜誰もいない線路に寝転がる。


本人には死ぬ気がなくても、落ちてしまったり、工事車両が通ったりして命を落とすことも


ありますから周囲の方は対応に追われてどんどん疲弊していきます。



両者間のもっと大きな違いもありますが、これらはまたの機会にさせていただきます。



合格KOさん(49歳)のお話しです。


『僕のヨメは家でいつも怒っています。理由はまったくワカリマセン。昨日も「私少し太って


きちゃった。ブタになる前にダイエットしよ」というので、「そりゃ今でもブタなんだから今度は


ウシだろっ」と言っただけで1時間説教されました。言論統制が強くて、某北朝鮮のようです。


もう少しマシなヨメに変更すればよかったです』



ウシさんが大きくなるとクジラさんでしょうか。








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