大人(成人)のADHDは、以前は子供のころに比べて
かなり良くなってくるといわれていました。
たしかに、ほとんど症状がなくなり、日常生活には支障が
なくなる方もおられるようです。
一方、カウンセリングを受けにおいでの方には
☆マシンガンのように言葉を速く・続けて出す方
☆ソファに座っても落ち着きがなく、貧乏ゆすりなどを繰り返す方
は多いようです。「できる」と言われているビジネスマンにも多い
症状だといわれています。せっかちにヨーロッパへ・中国へ・アメリカ
へと飛び出す方は、その傾向があるのかもしれません。(^∇^)
大人のADHDになると、子供のころによく見られるLD(学習障害)
を併発していた場合でも、
・本を読むことだけが苦手
・計算能力だけが低い
・地名を覚えるのだけが弱点
という方にとっては、自覚さえあれば、それなりの補助具をうまく使って問題
なく生活できます。
ただ、『ADHDという自覚をもつ』かどうかは、子供のころのようにテスト等に
よって確認できませんから本人だけでなく、ご家族の協力も必要です。
一緒にしっかりとした支援体制を作っていきましょう。
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