ハンドメイドルアー 動画 | BariCraft Blog

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さて、フローティングでは最後の最後で上手く行かなかったアクション。
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以前にテストで強烈な釣果をもたらしていたアクションのスプーナー。

塗膜が薄くフローティングになっていて、これを求めて色々とやりましたが、塗膜強度を担保するとシンキングに。
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フローティングにしようとウエイトを軽くするとアクションが出し切れないと言う結果でした。

サラッと言ってますが、涙涙の苦労をして、背部と腹部の比重差の黄金比がシンキングでしか出せないとの結論に達したのです。

それが解ると、元のアクションにするのは容易いのもビックリしました。
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シンキングとなると、スイム姿勢やフォール姿勢によって、沈下速度やレンジが変わるので微調整。

フロントバランスではスラロームがいまいちで、背部に水流が多く流れてレンジが入ります。

なのでボツ。

次に思い切ってリアバランス。


#5リングにSTX58#2では少しテール下がりのフォール姿勢で悪くない。

#5リング STX58#1になると結構テール下がりで沈下速度が速い。

リアバランスの動画は著作権がどうとかのテロップが出て貼り付けが出来なかった…。

俺のルアーやから著作権は俺やろw


気を取り直して…。

センターバランス。


#5リング STX58#2

これ、フロントバランスやん!

と思った方!甘い(笑)

入力アイに#5リングと同サイズのソリッドリングを付けてます。
※リアバランスも付けてチェックしています。

入力アイに何も付けてない時は完全に水平姿勢です。

スナップだと気持ちテール下がりになります。




#5リング STX58#1

#1フックでも少しテール下がりなぐらいで許容範囲です。

リアバランスよりはセンターバランスの方が使用フックの許容範囲が広いと言う事です。

更にフォール中の抵抗がリアバランスに比べて高い為に沈下速度も遅くなっています。

以前のバランスに戻したスプーナーですが、ほぼ水平姿勢だったので、姿勢も再現出来ました。

アクションはリアバランスが1番スーパーシャローレンジです。

しかし、沈下速度が速くよりスローに強いのはセンターバランスです。
※センターバランスでもシャローレンジですが。

アクションもセンターバランスは以前のバランスを再現出来たので、1番安定していて、且つ滑らかなスラローム〜スプーンロールへの可変。

更には可変タイミングもばっちりです。

アクション動画は近々アップしますね!

最終的には塗装やコーティング後に撮影してからもアップしますので、お楽しみに。

※水道水にてチェックしていますので、海水では沈下速度は更に遅くなります。