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こちらのタロットカードはちょっとスタイリッシュで現代風な絵柄をしています。イギリス製のようです。
このカードはプライベートで使用しています。
カードがやや大きめにカットされているので扱いづらいこともあるのですが、オリジナルのタロットカードと比較すると、独自のデザインやネーミングがされていて、意味合いが若干違う解釈をしていることもあります。
やはり、イマジネーションと直観力、霊感を生かせるカードというものがあるようです。
このカードは遊び心あふれていて、プライベートで気軽に占うのには気分転換になりますね。
絵柄も変わっているのでコレクションとして手元に置いておきたかったこともあり、つい入手してしまいました。
けれど、仕事で占うのに忙しくて、この頃はプライベートのことを占わない日々です。
子供の頃から占うのが大好きで自分のことをよく占っていたものです。
けれど、自分のことを占うのは、その意味の解釈がとても難しいのです。
欲というか、希望的観測が邪魔をして、良い方に解釈してしまうのです。
なので、自分のことを占うのは、他者を占うより的中率が低くなるように感じます。

以前ハワイで割と有名な占い師の方が殺人事件に巻き込まれたことがありました。犯人はその方の息子さんの友人だったようですが、否認していました。真相は藪の中なのですが、週刊誌などの見出しには「占い師なのに、自分の運命は占えなかった・・・」などという見出しが踊っていたのを今でもはっきり覚えています。

自分のことを占うには希望的観測が邪魔をすること、悪いことが出ても、宿命であれば、逆らうことができない、という理由もありそうです。

占いは確定した運命を知る手段ではなく、今の心の在り方で作られるであろう運命を先読みし、防御するために役立てたり、自分の足りない所がどこかを知り、自分を変えることが運命を変える影響力を生む、と解釈して初めて、運命を変えることができるようになると思えます。

占い師でなくても他者のことは冷静に客観視できるものですよね。友人の悩み相談に的確にアドバイスできる人も少なくないでしょう。

自分自身の悩みには、どうしても冷静に客観視できなくなってしまうものです。

自分のイメージ通りになることを期待しすぎることが冷静さを欠き、運命を悪い方へと流す要因になっているのかもしれません。