ネットのとあるコラムにこんな意見が書いてあったのです。
「美人と付き合っていたときは本当の自分が出せず、カッコをつけてばかりでした。僕がイケメンだったり、金持ちだったり、自分に自信があれば少しは違うのかもしれないけれど……。相手と釣り合ってない気がして、リラックスできませんでした」とか「フリーで仕事をしているのですが、美人と付き合ったときは、毎日会いたくて、好きになりすぎて……仕事が手につきませんでした。美人の魔力ってすごいですね。おかげで仕事の効率はガタ落ちです」とか「彼女が自分以外のイイ男に言い寄られたりしているのって、正直言って面倒くさいです。ほかの男に奪われるんじゃないかとハラハラして……。心配だから『男のいる場所に行くな!』と束縛してしまい、けんかになったことも」などという意見が寄せられていたのです。

なるほど、確かにわからない意見ではないですよね。
ルックスがイケてない人よりは、イケメンや美人と付き合いたい・・・という願望が誰にでもあると思うのですね。

ところが、イケメンや美人と付き合えるチャンスは、そうそう巡ってこないもの。
そもそも、周りにイケメンとか美人なんてあんまりいなかったりもするし。

学生の頃を振り返っても、誰しも認めるイケメンや美人なんて、学年に1人いるかいないかくらいじゃなかったかな~?

つまり、イケメンに出会うチャンスが少ないわけで、付き合うチャンスは、もっと低くなるわけです。そんな千載一遇の貴重な巡り合わせで付く会うわけですから、非日常的感覚に陥り、緊張するわけですよね。

会社とか学校なんかで長文を読み上げるとか、結婚式でお祝い文を読むような体験と似ているのかも。

大体の人は、そういう体験を苦手と感じたり、できれば避けたいと思うわけですよね。普段の自分でいられない、というのは、居心地悪いものですよね。

自分が自然体でいられる相手といる方が、ラクだし、楽しめるものですよね。

つまり、ルックスに自信がない人の方が、実は恋のチャンスに恵まれやすい、と言いたいのです。何の気なく付き合い、何の気なく一緒に過ごせることが、居心地良い、と感じられる相手だからです。

意外ですが、美人じゃない方が、プラスのようで、かえって自分の容姿に自信がないくらいの方が、恋の成功率が高くなる、といえるようです。
気負わず自然体の恋だから、長続きして、お互いを飾ることなく見せ合える、からなのかもしれません。

つづく・・・