先日アップしました「恋の予感」記事のつづきになります。
言い寄られることを期待したり、誘われることを望む気持ちから解放されれば、自然体に振る舞えるようになるはずです。望んだり期待する気持ちが、相手のテンションを下げたり、気まずい空気をうむようにも思います。
お金を貸してほしい空気とか、おごってほしい態度とか、頼みごとをお願いされそうな雰囲気て、なんとなく伝わってきたりしませんか？そういう場面に遭遇すると、つい、逃げたい気分になるというか、気まずさを感じて避けたくなるというか・・・恋愛においても同じようなことが言えると思うのです。例えば、誘ってほしい、口説いてほしい、というような雰囲気が漂っていると、やっぱり気まずかったり、避けたくなったり、照れくさかったりして、とにかく自然体ではいられなくなるかもしれません。
恋のチャンスをつかむためには、自分が醸し出している空気とか雰囲気を点検する必要があるかも。自分が醸し出している空気て、本人ではわからりにくいとは思うんですよね。
Yさんのケースでは「彼のことが好き、と感づかれたら、かっこ悪いじゃない」と警戒し、誘ってほしいけど、自分の気持ちは隠して、そっぽを向いている、というような不自然な空気を醸しだしていると思うわけです。
そのような態度をとるYさんに、言い寄ったり、口説いたりするなんてこと、なかなか出来ないと思うんですよね。それに、Yさんが何気にとっている対応や行動には、Yさんの無意識の気持ちも表現されている、と考えられるのです。
Yさんは彼からのアプローチを待っているわりには、自分からは、みっともないからアピールしない、というスタンスをとっていますが、その行動にはYさんの気持ちもこめられているように思うのです。
Yさんの心の声としては、「自分から誘ってまで付き合いたいわけじゃない、そちらから誘ってくるなら、考えてもいい」という思いが隠れているのではないでしょうか。
別の状況を思い浮かべてみてほしいのですが、例えば友人を旅行に誘おうとしたとします。すると友人が「別にいきたい場所じゃないけど、そっちが一緒に行きたい、ていうなら考えなくもない」というニュアンスの態度をとられたなら、どんな風に感じますか？
つづく・・・
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