能力の使い道 | 「自分を生きる」最短ルート

「自分を生きる」最短ルート

SPECを覚醒させて、奇跡が日常になる

野田先生の講演会の質疑応答で

 

「うちの子、

暴力的な映画を見たり、

拳銃ごっこするのが好きで、

ちょっと心配なんですが」

 

という会場からの質問に、

 

 

「ボクには能力がある、

人々はボクの仲間だ、って信念を持っている子なら、

 

みんなを守るために、

その力を使って警察官になったりしますから大丈夫」

 

 

と回答されたことがあって、

このやりとり、ずっと心に残っています。

 

 

 

その子が、「どんな能力を持っているか」は問題じゃないんだ、

 

その子が、適切な信念を持ってさえいれば、

自分の能力を、絶対みんなのために使ってくれる子に育つんだ。

 

大切なのは、信念のほうなんだ。

 

 

 

そんな風に強く心に残りました。

 

 

 

たとえば、「暴力性」と名前をつけられるかもしれない力強さは、

建設的な方向に使えば、「みんなを守る」ために使える。

 

 

 

 

 

 

学校現場にいると、

ときどき、窃盗の問題が起きるのですが、

(窃盗は、起きる学年は3年間起き続け、

その学年が卒業するとぱたっと起きなくなります)

 

 

盗みをする子は、

「仲間」のサイフは盗みません。

 

 

 

問題は、能力じゃなく、信念の方。

 

その子は、

「ここにはボクの居場所がない。

人々はボクの敵だ。」

 

と思っているから、自分の持っている力を、破壊的な方向で使うだけ。

 

 

 

オレオレ詐欺を働く子達も、

あの賢さを建設的な方向で使ってくれたら、

ものすごく偉大なことをしてくれそうなのに、もったいないな、と思います。

 

 

 

 

「誰が上で、誰が下か」

 

 

そんなふうに、競争で人を育てると、

 

ずっと負け続けた子達が、

 

 

たぶん、この社会が大嫌いになってしまう。

 

そうすると、せっかく持っている力を、社会に対して破壊的な方向で使うようになってしまう。

 

 

 

破壊的な方向で、持っている能力を使う子達は、

ただ、勇気をくじかれているだけ、とアドラー心理学では考えます。

 

 

「競争」を使わずに人を育てることも、教育することも、本当はできるはず。

 

 

みんながみんなを勇気づけあい、

みんながみんなのために自分の持っている能力を使うのが普通になる日が

さっさと来ればいい、と思うので、

私の能力をそっち側で使っていきたい、と思います。

 

 

 

 

 

 

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3月の定例会は以下の日程で行います。
アドラー心理学を、一緒に学んでみませんか?
 


「3月定例会」
(1)日時:2019年3月24日(日)午前10:30~12:00(開場10:00)
(2)会場:森湖休(しんこきゅう) 秋田県仙北市田沢湖生保内男坂61-10
(3)参加費:100円(冬季暖房代カンパ。温かくなったら無料に戻します)
(4)定員:10名


「5月 プチ・パセージ@秋田市」(パセージお試し講座)

(1)日時:2019年5月19日(日)13:00~15:30(開場 12:30)
(2)会場:秋田市民交流プラザALVE(アルヴェ) 和室

(3)受講料:500円

(4)定員:15名
チラシ↓

http://adler-iwate.up.seesaa.net/image/2019E38397E38381E383BBE38391E382BBE383BCE382B8EFBC88ALVEEFBC892.pdf

 

「2019年6~7月 パセージ@秋田市」

6~7月に、秋田市でパセージを開催致します。

日程や場所などはまだ未定ですが、興味のある方、ご連絡をお待ちしております。


■お申込・お問い合せはこちらへ■
ena-san☆nifty.com(☆を@へ)
北村江奈まで