近代美術館は久し振りだったので、収蔵品も大分入れ替わっていて、思いもかけない作品との出会いがありました。


女装しちゃった-120701015

 

 保存改修工事で休館中の朝倉彫塑館にあった、朝倉文夫の代表作の「墓守」が立っているではないですか。ここにいたなんて知らなかったので、びっくりしました。

(→ 275.④朝倉彫塑館  )

 

 本家に置いてあったときよりもはるかに広いスペースで、ちょっと雰囲気が違います。

 


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 更に、昨日たくさん見たばかりの川合玉堂の作品も。

それも、同じ作者なのに、随分と違うタッチの作品。奥が深いですね。

 


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 あと、小山栄達という人の掛け軸の絵で、謙信公という題の作品ですが、まるで映画の1シーンのような作品も初めて見ました。墨絵で、川中島の戦いで深夜濃霧の中を川を渡って進軍する上杉謙信を描いたもの。

 

 まるで写真のように写実的なタッチで、墨絵でもこんな表現ができるなんて思いも寄りませんでした。面白いなあ。

 

 ここは、受付でカメラシールを貰って、左腕に貼っておくと例外を除いて作品の撮影OK(→ 570.路上 )なのが嬉しいです。