(いつものことながら、約1ヶ月前、6月中旬の記事です。)
今日は行ったことのないところ。
渋谷から田園都市線で二子玉川へ。この駅で降りるのも初めて。
歩いても行けない距離じゃないんですが、陽射しが強くて暑かったのでバスで行くことにしました。
小さな川沿いが緑に覆われたところで降ります。
静嘉堂文庫の正門を入ったら、かなり長い坂道が山の中へと続いています。森林浴ぅ~って感じで、気持ちいいです。
坂道を登りきると、由緒ありげな建物が。
ここは、あの三菱財閥の二代目社長の岩崎彌之助と四代目社長の岩崎小彌太によって設立された文庫と美術館なんです。
国宝7点、重要文化財83点を含む20万冊の古典籍と6500点の東洋古美術品を収蔵してるんですって。お金持ちは、違う。
今やっているのが「東洋絵画の精華」という中国絵画のコレクションの展示です。2点の国宝と12点の重要文化財も展示されています。
南宋、元、明、清の時代の仏画や山水画。
古いものは900年近く前のものなんですね。
展示そのものはあまり数多くありませんが、深遠な雰囲気が只者ではありません。
美術館の脇のほうに、一回階段を潜るような不思議な庭園入り口があったので、行ってみました。
庭園というよりも緑に覆われた崖と言ったほうがいいかもしれません。急な階段を下りて、また上がってくると建物の反対側の脇のほうに戻ってきます。
これは庭園じゃないなあ。