何のことかわけのわからないタイトルですが、副題としてついているのが、「考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かし見る」という日本語。

 

 東大の総合研究博物館というところでやっています。

昨日行った小石川分館でもらったパンフレットがきっかけ。

 

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 東大構内も久し振りだったので博物館の前に三四郎池の周りを散歩しました。昨日は雨模様でしたが、今日はもう夏のような陽射しです。

 

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 医学部の近くで白いツツジが咲いていました。

ピンクじゃなくて、真っ白。これはこれでキレイです。

 

 GWなので、構内を散歩している人はいますが、博物館に向かう人はほとんどいません。地味だなあ。


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 さて、問題のアルケオメトリアですが、炭素を含んでいるものは放射性炭素が約5000年で半減するのを時計のように使って数万年前の年代まで決めることができるそうです。

 

 また、同位体(アイソトープ)をツールとして使うと、縄文人の食卓を想像することができるし、X線CTやら薄片観察やらほかにもあの手この手で分析して、製品の製作技法や使用状況、環境などまでわかるとか。

 

 ここの展示で驚いたのは夥しい数の人骨や、いくつもの縄文式火焔土器。子供の頃美術全集で見て、上野の国立博物館で本物を見て感動していたんですが、これって他にもたくさんあったのね。

 

 ひとつひとつ微妙に形が違っていたり模様が違っていたりでそれを比べるのも面白いですが、やはりこのエネルギッシュな造形は見事です。みんな違うんですが、間違いなく火焔土器なんですね。

 

 ここは撮影禁止なのでお見せできませんが、国立博物館で撮った写真があります。(→ 557.さすが国立  )

 

 知らないところに知らないものがあるものですね。