1月2日は午前中に家族で出かけるところがあって、お昼のあとに急に皇居参賀を思い立ち、まだ間に合うかもしれないと、慌てて駆けつけたら何とか最後の回に間に合いました。
今年も相変わらず、行き当たりバッタリというか、腰が軽いというか、落ち着きがないというか、じっとしていられないというか、物好きというか、行動的というか、フットワークがいいというか、元気なわたしです。
基本にあるのは、もしわたしが旅行者で東京にいるのがあと数日だったら、という視点をずうっ~と維持していること。長い海外生活でたまに一時帰国したときの東京がエキサイティングだったことがきっかけです。折角こんなに面白いところに住んでるのに勿体無いというわけ。
短い人生、コタツでテレビ見てるとか、家でゴロゴロしてる場合じゃないよ、みたいなノリかしらね。それはさておき。
なんか、京都サンガに音が似てますけど、皇居参賀に行くのは何年振りというか、何十年ぶりだろう。いずれにせよ、まだ昭和天皇がお元気な頃でした。
地下鉄日比谷駅から出ると、結構大勢の人がゾロゾロ皇居に向かって歩いています。二重橋の前の広場にテントがあって、バッグとか荷物を持っている人は右側へ行くように指示があって、バッグの中身のチェック。
そしてそのあと、また何列かに並んで、ハンディタイプの金属探知機でのチェックに続いてボディチェック。これは女性の係官の方がやってくれます。
一見厳重なチェックに見えるんですが、実はこれには穴があります。最初のバッグのチェックの時はポケットや服をチェックしないし、ボディチェックの時はポケットや服をチェックするけどバッグの中はチェックしません。
この二箇所のチェックポイントの間は何列にも並んで待っているわけで、この間にポケットや服の中に入れていたものをバッグの中に移せば持ち込めてしまいます。
もちろん並んでいるところを少し高いところから見ている人もいるので不審な挙動は引っかかると思いますが、堂々とやれば気付かれない可能性もあるのではないかと。
ただ、最初から最後まで警備の人数はすごくたくさんいるので、仮に何かを持ち込んでも、何かやろうとした時点で取り押さえられるでしょうけど。とはいえ、抑止効果はあると思いますが、全体的に日本の警備は人数かけた割にはまだちょっと甘いなと感じました。
さて、楽しみのひとつはいつもは見られない皇居の中を見ることができること。伏見櫓とか、二重橋を中から外に向かって見たりとか。
長和殿のベランダに皇族の方がお出ましの時は一斉に日の丸の旗が振られて、シャーという音がして、ちょっと興奮しました。全部で5分くらいしかないし、遠目でガラスの反射もあってお姿はよく見えないんですが、天皇陛下からのお言葉もあって、なんとなく満足。
女性の皇族の方々は皆さん白っぽい服装で、男性は黒っぽいですが、やはり今年は地味にまとめられたのかなと思いました。
雅子さまもお立ちになっていたので大分回復されたようで良かったです。ここで一句。
まさこさま 下から読んでも まさこさま