ブリヂストン美術館でやっている青木繁展に行ってきました。あの有名な「海の幸」から、鉛筆描きのデッサンまでいろいろ揃ってます。
なんとなく暗い感じの絵が多くて、自画像も恐そうな人に見えるのに、ときどきマンガみたいなのもあったのがバカにおかしかったです。
最後の方にあった「朝日」という海を描いた作品が素敵でした。確か絶筆。
遠くから見ると朝日が輝いて、手前の海がうねってうねって写実的に見えるんですが、近くで見ると、いろいろな色がモザイクみたいに散らばってるんですね。
海を描いた作品がたくさんありますが、この作品が一番よかったです。
いつもはひとりで来ることが多いんですが、今日はお友達が一緒です。台湾旅行から昨日帰ってきたばかりのカップルで、彼はそのまま被災地に帰って、彼女は東京にいる娘さんのところでしばらく過ごすとのこと。
彼女とは昨年末以来だから8ヶ月ぶり。連休は震災の影響で東京に来れなかったからね。彼とは今回初めてお会いしましたが、前からの知り合いみたいに楽しく過ごせました。
飛行もの(特に軍事ヘリ)大好きだそうで、わたしとも話題が合います。制服好きの彼女ともいいコンビネーションです。
前からわたしのブログを見てくれていたので、待ち合わせ場所で、彼が先にわたしを見つけてくれました。
初めての男性と会うというのはちょっとドキドキでしたが、河口湖で少し自信を付けたので自然体でいられました。彼の性格に救われているところも大きいと思いますよ。
あ、一緒に写真撮るの忘れた。
さて、絵を見たあとは、美術館にあるティールーム・ジョルジェットでお茶。
ジョルジェットというのはルノアールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」からきているそうで、絵を見るとああ、あれかと誰もが知ってる絵ですよ。
地震のときの話を聞きました。実際に被災地であの地震を経験している方のお話を聞くとすごいです。生と死を分けたもののホンのわずかな違い。マスコミの報道では伝わらないこういう話がたくさんたくさんあるんですね。
このティールーム、いいです。
どういいかは、次回。