こんにちは。

一恵@リアルタイムです。

 

 これはいわゆる児童向け文学で、青春小説というか、ジュべナイル小説なんですが、文庫本の裏表紙の文句がこれ。

 

 有名中学に合格して、響(ひびき)の人生はうまくいっているはずだった。でも、このごろ何をする気も起きない。

そんなときふしぎなメロディーが、すっと心に流れ込んできた。そして、家出をしていた兄ちゃんが、「女」になって帰ってきた!

親子、兄弟、友達・・・・・・みんながギクシャク。この世は不協和音でいっぱいだ!

 

 これはそそられますよね。

 

 家出をしていた兄ちゃんが、「女」になって帰ってきた! ですからね。

 

 受け入れられない父親、沈黙を避けるがために一方的に喋り続ける母親。18のときに家を出たきり音信のなかったにいちゃんが7年ぶりに突然帰ってきたわけは?

 

超・ハーモニー (講談社文庫)/魚住 直子
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 悩み多き思春期を思い出しながら、なぜか登場する女装キャラをも楽しめる、児童文学、侮りがたし。