(昨日の日記の続きです。)

 船の科学館は船の形をした本館と、2隻の本物の船からなっています。初代南極観測船「宗谷」と青函連絡船「羊蹄丸」。


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 宗谷はそのまま、船の内部を見ることができます。
結構狭い中で観測隊員の方たちは苦労していたんだと思いました。わたしが舵を握ってはしゃいでいる写真は宗谷のブリッジです。


 羊蹄丸のほうは、船の中というより「青函ワールド」なる昭和30年代の青森駅前を再現した展示が中心で、予想外でちょっとあきれ気味にビックリしました。

 圧巻は本館で、およそ船と海に関することなら、ここで全部間に合うという感じ。科学未来館と比べて人が少ないのがいいですが、もったいない。

 ありとあらゆる船の模型があります。50分の一の戦艦大和もすごいけど、きれいだったのが和船の数々。現代の船よりも魅力的でした。

 ラジコンで船を操縦できるところ(有料¥100)は、子供は大喜びでしょうね。あと、本物の海上保安庁の交通管制室まであって、働いているところを覗けます。

 マストの上には地上70mの展望台があって、海やレインボーブリッジやフジテレビを始めとするお台場の名所を程よい高さから眺めることができるのが素敵。

 海側には船のブリッジを模した展示があったり、レストランがあったりと、その眺望を活かした造りになっています。

 ここも大人が楽しめる施設だった。


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 予想以上に時間がかかってしまったのですが、え~い、この際ということで、もうひとつ回ることにしました。

 再びバスで門前仲町へ戻ってから地下鉄大江戸線で両国へ。江戸東京博物館です。ここは前にも来たことがありますが、その建物の大きさには圧倒されます。

 

 さすがというか、よくできてますね。ここは、その後あちこちにできた郷土資料館の類が建物を再現したりジオラマを並べたりするののモデルになってるような気がします。規模が違うけど。

 先日江戸城天守の再建のことを考えてましたが、ここでは一部ジオラマで再建されてました。ちなみに6/17に再建のシンポジウムが行われる会場はこの江戸東京博物館でした。ピッタリ。


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 写真のずうーっと向こう側に写っているのは両国国技館ですが、東京で相撲をやっているときにここの門のあたりにいると、次々にお相撲さんが出勤(?)してきて面白いですよ。中で観戦するともっと面白いでしょうけど。

 ちなみに、相撲は日本の国技と言われていますが、厳密な定義はありません。国によって定められてもいないし、法的根拠もありません。

 そういう意味では、カナダのアイスホッケーや韓国のテコンドーは正式な国技だそうです。

 実は相撲をやる場所の名称が国技館というのがみんながそう思っている理由のようです。もちろん日本生まれのスポーツ(というより神事)ですし、多くの国民にそう思われているので、国技と呼んで構わないと思います。

 それはそうと、今日はそれぞれ一日かけても良さそうな場所を三箇所も回ってしまいました。小さなところを三箇所回るのと大違い。こんなに見応えあるとは思いませんでした。

 どこも、その規模、展示内容からして、入場料はリーズナブルだと思います。今度来るときは、それぞれに一日かけるようにしよう。あ~くたびれた。


(25) 日本科学未来館   ¥600
(26) 船の科学館      ¥700
(27) 江戸東京博物館   ¥600

昨日の合計       ¥1900
累計          ¥14650